「アウェー3連戦を2勝1分で帰還したヴァンフォーレ甲府がホーム初戦で違いを見せつける」【2019明治安田生命J2リーグ 第4節 甲府対長崎 プレビュー】
2019年3月17日(日曜日)甲府対長崎(14:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)
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「チーム内競争で先発の座を掴んだ橋爪勇樹の右サイドが可能性を広げることができるか」
イオンモール甲府昭和で行われた前日会見で長崎の手倉森誠監督は、「今季のJ2リーグの展望、昇格チーム予想は?」という質問に対して、「今は長崎の監督で評論家じゃないので(答えることは)難しいが、戦国J2リーグ。どこが上がってもおかしくない。それぞれのチームがスタイルを構築していて、タクティカルで柔軟性があるチームが多い。チーム力というか地域力、地元が盛り上がるチームが優勝すると思う。地元を巻き込めるチームが優勝すると思っている」と答えた。カネさえあれば昇格できることもあるけれど、地元・地域に愛されて昇格するのが一番幸せで、こういう言葉力を持つ。
クラブは今季のホーム開幕戦で過去のJ2リーグのホーム初戦の最高入場者数13,211人を超えることを目標に告知活動を行ってきた。チームはアウェー3連戦を2勝1分という結果を出してクラブの期待に応えた。また、告知活動では選手が様々なメディアに出てアピールもしてきた。目標とする数字を超えるかどうかは気になるが、超えても超えなくてもそれが今季の全てではない。ただ、ホーム初戦で勝つことは地域を盛り上げ、ヴァンフォーレ甲府という山梨県の誇りを背負って戦うクラブとファン・サポーター、ボランティア、行政、スポンサーが作る情熱や感情に地域を巻き込む大事な一戦。勝って最初の渦を作りたい。
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