山梨フットボール

「初の鹿児島戦はカウンター炸裂で複数得点を狙う」【2019明治安田生命J2リーグ 第3節 鹿児島対甲府 プレビュー】

 

2019明治安田生命J2リーグ第3節 鹿児島対甲府 甲府先発予想布陣

2019年3月9日(土曜日)鹿児島対甲府(14:00 KICK OFF/白波スタジアム)

◇◇◇◇◇

「チャンスに飢えているベンチのストライカー陣も見たい」

合前日の夜遅く、鹿児島空港からリムジンバスで鹿児島中央駅に着いて駅の大きさに威圧された。なんとなく池袋感がある横長の駅ビル群で“こんな大きな街にあるクラブなのかぁ”とサッカーの前に心の中で街対決をした…。リムジンバスが着く東口と西口の徒歩アクセスが悪く、ネオンサインが見えている西口のホテルになかなかたどり着けなかったことにはイラっとしたが、活気のある繁華街にはワクワクしてしまった。

鹿児島中央駅の観覧車も街の勢いを感じさせる。

合前日には天気予報を確認するけれど、鹿児島のローカル天気予報には「降灰予報」というのがあって、桜島が噴火した場合に火山灰が降る地域が風向きと時間によって地図に示されている。2日ほど前に見た予報では西風で鹿児島市とは反対の大隅半島の方向に降る予報になっていたけれど、前日の予報では風向きが逆で”白波スタジアム“がある鹿児島市側に降る予報。コンタクトレンズを使っている甲府の選手は眼が痛くなることに対応できるのか心配になる。

発的な噴火ではない限り街が真っ白になるようなことはないそうだけど、常にそれなりに煙を上げているから街の人は、「この時期の風向きではあまり降りませんよ」という感じで、降灰が日常の様子。富士山の降灰予報は見たくも聞きたくないけれど、火山と共に生きている街という感じがした。そして、驚いたのは平成の大合併で鹿児島市も大きくなって人口は約60万人で山梨県(約85万人)の約7割もあり、大隅半島側の垂水市と陸続きの桜島も鹿児島湾を挟んで飛び地で鹿児島市だ。予算規模が大きい鹿児島市が災害対応をした方が適切ということもあるのかもしれない。

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