山梨フットボール

「韮崎は気温4度で結構な雨。身体に一番堪える気象状況で山口戦に向けてトレーニング」【無料記事 練習場から フォトレポート】

2月最後のトレーニングは気温4度で雨と、身体に一番堪える気象状況。武岡優斗はニット帽をスマートに被っていた。

前日頭を剃ったと思われる今津佑太は、チーム支給のネックウォーマーを被っていたが、妙に翁的な着こなし。

伊藤彰監督はキャップとニットを重ねるオシャレ防寒。ダンディさが出てしまう。この日のオシャレ番長は伊藤監督。

ジュニオール・バホスはネックウォーマーを2つ使って目出し帽的にするから、顔は見えず。

ピッチの中では下側のネックウォーマーを本来の使い方をして顔を出すが、寒いのは相当に嫌いみたい。

ドゥドゥは顔が小さいからネックウォーマーを被っても似合ってしまう。

ピーター・ウタカは髪の毛を後ろでちょこんと結ぶだけ。

別の日のピーター・ウタカはネックウォーマを縦に被って、若干「どじょうすくい」感も出ていた。

昨季のホーム岐阜戦(第23節1-3●)では現・山口の田中パウロ淳一に2ゴール(4-3で勝ったアウェーでも1点決められている)を決められて敗れている。今節、要注意の選手だけに、戦術確認前の少しリラックスしてやれるボール回しではチームメイトが田中佑昌のことを「パウロ、パウロ」と呼んで茶化しつつ意識。エキゾチックな雰囲気と田中姓で茶化したくなる気持ちはよく分かる。伊藤彰監督は、「佑昌は似ているんじゃなくて、そこから一周回って田中パウロ淳一を超えたオリジナル」と”評価”する。

紅白戦形式の戦術確認で田中パウロ淳一のポジションに入ったのは田中佑昌ではなく、荒木”パウロ”翔。右サイドでプレーする左利きのドリブラー・田中パウロと同じ条件を持つ荒木を入れて、対応の確認をおこなった。

開幕戦を30歳前後の選手中心で戦った伊藤彰ヴァンフォーレ。伊藤監督は若手選手のアピールをしっかり受け止めているが、開幕直後はなかなか変化をつけにくい時期でもあるので、モチベーションを高めたままアピールを続けてほしい。(写真上は太田修介、下は中山陸)

ピッチ横では湯澤聖人(中央)と小出悠太(背中)がリハビリトレーニング。ある程度強度を上げられるところまで来ているが、捻る動きなどは慎重に確認しながら完全復帰を目指す。チームメイトを見て焦りを感じるだろうが、長いシーズンなので割り切って完治に全力を尽くしてほしい。

 

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