「悪くないけど決める力不足で横浜FCに連敗。最終順位は何とか一桁・中の上の9位フィニッシュ確定」【2018明治安田生命J2リーグ第42節 甲府0-1横浜FC レビュー】
2018年11月17日甲府0-1横浜FC(14:03K.O/山梨中銀スタジアム/入場者数9,821人/天候 晴 弱風/気温 22.1℃/湿度 38%)
得点者 70′ #27齋藤功佑(横浜FC)
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「悪くないけど決める力不足で横浜FCに連敗。最終順位は何とか一桁・中の上の9位フィニッシュ確定」
サッカーではよくある”因縁“の負けとなったリーグ最終節・横浜FC戦(0-1●)。前期の対戦同様に、内容では甲府が勝てそうな試合を繰り広げながらも決め切れずに、セットプレー(前期はCKから)から、クリアしたボールを拾われて前期と同じ齋藤功佑に右足で決められてしまった(70分)。DAZNで見返すと解説の石原克哉さんが、「(FKを与えてから)時間が掛かるときはより注意が必要ですよ」という趣旨の話をしていたが、石原予想が当たってしまった。永田拓也が蹴ったボールをGK岡大生がパンチングでクリアするも、甲府の選手は更に掻き出すことも繋ぐこともできずに、「コースを狙うよりも、ミートを意識した」という齋藤がパンチのあるシュートを蹴り込んだ。運があれば誰かに当たっていたはずが、誰にも当たらずゴールイン。DAZNを見ながら”石原克哉さんを来季はコーチに加えたらいいのに…“ということが頭に浮かび、物凄くいいアイディアだと思った。
今季の終盤戦――ルヴァンカップ準々決勝で柏にアウェーゴール数で競り負けて以降――ラスト11試合は6勝3分2敗。11連勝していても71ポイントなのでプレーオフ圏内入りは得失点差になるギリギリだった。71ポイントの6位・東京V、同5位・大宮にはラスト11試合の中で勝っているので、11連勝したとしてもこの2チームの勝ち点は減らない。プレーオフ圏内のチームは思ったより負けなかったということでもある。タラレバだけど、ラスト11試合の平均勝ち点は約1,9ポイントなので、開幕からこのペースなら勝ち点80ポイントで優勝…していた。失った勝ち点を加えても仕方がないが、試合後にゴール裏のサポーターが、「足りないものは何だったのか?答えを持って共に来シーズンへ」と書いた横断幕を出したが、その答えの一つは決定力。
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