山梨フットボール

「5月の勝利よりも価値ある勝利。守備の安定をベースに東京V相手に3連勝達成」【2018明治安田生命J2リーグ第36節 東京V0-1甲府 レビュー】

2018年10月6日東京V0-1甲府(15:33K.O/味の素スタジアム/入場者数6,460人/天候 晴 弱風/気温 26.6℃/湿度 77%)

得点者 72′ #29ジュニオール・バホス(甲府)

「5月の勝利よりも価値ある勝利。守備の安定をベースに東京V相手に3連勝達成」

5月の4連勝時の勝利よりも価値が高いと感じる勝利。5月は“アラっ”、“アレっ”、”サッカーってこんなに点が入るの?“と喜んでいる内に勢いで点を取って勝っていたけれど、前節の岡山戦(2-0○)からは守備の安定感を発揮した上での勝利。5月のような爆発的なゴールショーは見たいけれど――対戦相手もあることだし――あの時のテンションや勢いに戻ることを期待しないでも勝っていることに進化や成熟があって素晴らしい。第36節が終わって5位から6位に順位を下げた東京Vとはまだ12ポイント差で、残りはもう7試合という現実はまだまだ厳しいけれど、次のH新潟戦、A徳島戦に向けて希望は膨らむし、モチベーションも高まる勝利。

4-3-3でスタートした東京Vに対して、甲府は並びやマッチアップ云々をいう前にマイボールになってからのミスが多かった前半。アップの時にタッチラインの外側の芝生を3~4歩いて「硬いなぁ」と思ったし、芝生も遠目には綺麗でも近寄ると剥げている部分が結構あった。ラグビーでも使うスタジアムだから芝が回復できていなかったのかもしれないが、甲府の選手は慣れていない分、やりにくかったようだ。

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