「ルヴァンカップに続いて天皇杯もベスト8進出。J2リーグのように徹底してこないJ1には対等以上に戦えることを証明」【2018 天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会4回戦 レビュー 】
2018年8月22日C大阪0-1甲府(19:01K.O/山梨中銀スタジアム/入場者数2,957人/天候 晴 弱風/気温 29.4℃/湿度 47%)
得点者 120’曽根田穣(甲府)
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「ルヴァンカップに続いて天皇杯もベスト8進出。J2リーグのように徹底してこないJ1には対等以上に戦えることを証明」
これぞJ1対J2のザ・カップ戦の“J1が格の違いを見せつけてJ2を圧倒”じゃない方の内容・展開になったC大阪対甲府。C大阪のメンバーは、韓国代表GKのキム・ジンヒョンと3バック全員とボランチの山口蛍とシャドーの水沼宏太がリーグ戦絡みのメンバーで、予想よりもリーグ戦のメンバーを多く投入してきた。8月に入ってからシステムを4-4-2から3-4-2-1に変えて、習熟させる狙いもあったようだけど、ず~っと3-4-2-1をやってきた甲府から見ればまだまだ慣れていない感じで3-4-2-1のウィークポイントを見事に露呈してくれた。
C大阪はシャドー2枚が守備の時も高い位置を取るから5-4-1ではなく、5-2-3のような並びになってボランチの両脇を甲府のシャドーやWBが使うことができた。試合後、山口は「リーグ戦のメンバーとは違ったのでマークの受け渡しが曖昧だった。FWにボールが収まらなかったから、シンプルにサイドからクロスを入れてもよかった」と話していた。そして、5バックでありがちな最終ラインの5枚が後ろに重く、攻撃の押上げが不足して甲府を助けてくれた。
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