山梨フットボール

「課題は見えたのか…2点目を取れずに上野体制になって初めて普通に負けた山形戦」【2018明治安田生命J2リーグ第19節 甲府1-2山形 レビュー】

2018年6月16日甲府1-2山形(18:03K.O/山梨中銀スタジアム/入場者数7,755人/天候 曇 弱風/気温 21.0℃/湿度 58%)

得点者 4’佐藤和弘(甲府) 85’アルヴァロ・ロドリゲス(山形) 90’+3小林成豪(山形)

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「課題は見えたのか…2点目を取れずに上野体制になって初めて普通に負けた山形戦」

数得点で勝ち続けることにまだ慣れていなかったけれど、久しぶりに負けると勝つことに慣れていたんだなぁと思う…妙にムカつく敗戦。甲府の選手に対してムカつくわけでも山形の選手に対してそう思うのでもなく、負けたという現実にムカッとしてしまった。人は良いことにも悪いことにも慣れる生き物…。上野展裕監督が就任して負けたのはルヴァンカップ第6節のA磐田戦(0-1●)とルヴァンカップ・プレーオフ第2戦のA浦和戦(1-2●)だけ。でも、この2試合は欲しいものが手に入った試合で、負けても勝った気分というかショックがほとんどない負け。久しぶりに普通に負けた山形戦は上野体制になって初のリーグ戦の負け…自動昇格を目指す上では痛い5敗目でもあった。

ち上がり、山形がフォアチェック回避でボンボン蹴ってきたので町田戦(第3節、0-0△)を思い出した。あの試合ほど露骨ではなかったけれど、蹴ってプレッシャーを掛けてくるから甲府はボールを落ち着けることにやや苦戦した。それでもその中で小塚和季がペナルティエリア付近で仕掛けてマークを引き付け、ターンして落としたボールを佐藤和弘がミドルシュートで決めて4分に先制。いつもの感じで早い時間帯に先制して漠然と勝てる気になっていたけれど、2点目がなかなか取れない。

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