「面子が変わっても熊本戦のようにアグレッシブに戦い、札幌のリベンジを封じてグループステージ突破」【2018 JリーグYBCルヴァンカップ/Bグループ 第5節 札幌対甲府 プレビュー】

札幌戦前日のトレーニングでは、上野展裕監督が戦術確認のところでコンパクトに戦うことを指示するなど、直接指導が増えてきた。

2018JリーグYBCルヴァンカップ第5節 札幌対甲府 甲府先発予想布陣
2018年5月9日(水曜日)札幌対甲府(19:00 K.O/札幌厚別公園競技場)
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「面子が変わっても熊本戦のようにアグレッシブに戦い、札幌のリベンジを封じてグループステージ突破」
「神戸、イニエスタ獲得秒読み!30億円超の”超破格年俸”提示」(スポニチアネックスよと)というニュースにほとんどのサッカー関係のニュースが吹っ飛んだ。記事によると、「年俸約32億5000万円から約39億円で話を詰めている」ということでヨーロッパのトップリーグのサラリーの話がJリーグの話になってくると凄いと思うと同時に、勝利給が10万、20万、30万円あたり(もっと多いクラブもある)で戦っている多くのJリーガーは気が抜けるんじゃあないかと思う。それも3年契約…総額100億前後という報道もある。選手でなくても金額が大きすぎて、年俸約6億円と報道されていたルーカス・ポドルスキ(神戸)がずいぶん安く感じてしまうけれど、前節リーグ戦で勝利(4-1○)した熊本の営業収益が8億円前後ということなので相当な額。ちなみに甲府の営業収益の約2倍の年俸でもある…。ニッカンスポーツには「推定年俸47億3000万円を用意」とも書いてあり、この金額は2016年度の名古屋、FC東京、横浜FMの営業収益とほぼ同額で、もうなんじゃこりゃ…。それに、あんな庶民的な顔で超大金持ちなんて…。
自由競争の世の中とはいえ、ここまで極端な格差がつくから「橋を改修する予算がない」、「福祉の予算がカットされる」とかになってるんじゃないかと僻みたくもなる。第一、金持ちは労働者や庶民や貧乏人の上に成り立っているんだから、もうちょっと富の配分を増やしてもいいと思うけれど、選挙で選ばれた政治家が税金などの仕組みを作って容認しているんだから文句は選挙の前に言わないといけないのかもしれない…。イニエスタが神戸に来るならJリーグにとっては喜ばしいことだけど、神戸の吉田孝行監督は凄い重荷。バルセロナのドキュメンタリーなんかで見るイニエスタはいいヤツみたいだけど、「もっとプレスに行け」なんて言い難い…。
その神戸と来年は同じリーグ(J1で)になるべく前節の熊本戦の勝利を次のリーグ戦に繋げないといけないが、その前に佳境に入ったルヴァンカップもリーグ戦3位・札幌に勝ってグループリーグ突破でクラブとして勢いをつけたいのが今節。
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