「達磨スタイルと上野スタイルの融合か?頭で考える前に身体が反応するプレーを見せた熊本戦」【2018明治安田生命J2リーグ第13節 熊本1-4甲府 レビュー】

就任2試合目で勝利を挙げた上野展裕監督。会見では前節同様に、吉田達磨前監督が築いたものを尊重するコメントをした後、選手を称えた。
2018年5月6日熊本1-4甲府(13:03K.O/えがお健康スタジアム/入場者数4,094人/天候 雨 弱風/気温 18.1℃/湿度 75%)
得点者 4`小塚和季(甲府) 24`堀米勇輝(甲府)56 `ジュニオール・バホス(甲府)` 76金園英学(甲府) 86`安柄俊(熊本)
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「達磨スタイルと上野スタイルの融合か?頭で考える前に身体が反応するプレーを見せた熊本戦」
「あれが(甲府での)初ゴールなんて、恥ずかし~い」と小塚和季が機嫌よく笑い、ミドルシュートを打った新井涼平も公式記録で小塚のゴールとなったことについて、「全然いいですよ。(小塚に)当たっただけですけどね」とニヤリ。
勝利って素晴らしい。勝つことでみんなの気持ちが変わる。6試合ぶり、ルヴァンカップを含めれば8試合ぶりの公式戦の勝利となった熊本戦。スタートポジションは3-4-2-1も攻撃の時は堀米勇輝とジュニオール・バホスのツートップみたいな感じで、前線の選手が高い位置からプレッシャーを掛ける守備がボールを繋ぐ熊本にハマった。
4分の先制点は新井のミドルシュートが小塚に当たってコースが変わり、上手いこと右隅に転がって入った。
――どこに当たったの?
小塚「(左のお尻を指さして)コッチのケツ」
――ホリ(堀米勇輝)は背番号7で初ゴール。コズ(小塚)は19番で初ゴール。それもスーパーゴール。
小塚「上手く巻けました(笑)」
――お尻でフリックした?
小塚「ロナウジーニョのシュート(カーブをかける)を意識しました(笑)」
勝つとこういう会話ができるのでミックスゾーンの取材も楽しくなる。
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