山梨フットボール

「お知らせというタイトルのコラム」今シーズンの感謝と来期について【無料記事 お知らせ】

【お知らせ】

2017年シーズン最終節・仙台戦、展示してあったメルセデスのエンブレムに中銀スタジアムと小瀬から見える空を映して写した自己満写真です。

「お知らせというタイトルのコラムです」今シーズンの感謝と来期について…

2017シーズンの途中、4月から始めた「山梨フットボール」を読んで頂きありがとうございました。更新のペースや記事の内容などがなかなか定まらないなかでも購読していただいたことに感謝しています。来年、2018シーズンはチーム始動から、静岡キャンプ、宮崎キャンプと「1年でJ1復帰」を目指すチームをシーズン最初から追いかけていきます。公式戦もホーム&アウエー全試合取材予定です。J2では九州(福岡、大分、熊本)、四国(徳島、愛媛、讃岐)、中国(山口、岡山)など遠方のアウエーが増えるのでファン・サポーターの皆さん同様に移動で消耗しそうですが、”久しぶりのJ2”を楽しむくらいの気持ちでアウエーに向き合いたいと思っています。

ただ、一度も行ったことがない金沢だけは最初から妙に楽しみな気分でいます。寒い時期にアウエー金沢の試合が組まれて日本海の魚を楽しめれば――せいぜい回転寿司ですが――嬉しいなぁと思って、Jリーグの全能の神”日程くん”に祈っているところです。2017シーズンは、航空会社が強気で価格設定をするお盆にアウエー札幌でしたが、2018シーズンは繁忙期に遠方のアウエーを勘弁しくれて、いい具合のところでアウエー金沢を入れてくれるはずです。

桜の季節の韮崎G。散水の水が西日を反射して幻想的。川ではないですが、山紫水明的で、これも大好きな景色でした。

2018シーズンはYBCルヴァンカップがあります。J2クラブ(最大2クラブ)がルヴァンカップに参加するというJリーグで初めての試み。各グループを7クラブ(A・Bの2グループ)から各4クラブ・4グループにしてグループステージ戦終盤の消化試合をなくすという狙いがあるようです。そして、グループのクラブ数が奇数ではなく偶数になるので”お休み節”のタイミングの有利不利もなくなります…J2なので関係ありませんが…。16位・甲府の参加は決まっていて、ACLのプレーオフ(2018年1月30日)でJリーグの第4代表(天皇杯決勝の結果でC大阪か柏のどちらかに決まる)が勝って、ACL出場クラブが4クラブになれば17位・新潟もルヴァンカップに参加します。札幌や長崎と同じグループに入ればグループステージ(3チームとH&Aで6試合)とプレーオフステージ(1チームとH&Aで2試合)はH&Aなので遠方のアウエーが増えます。ルヴァンカップで決勝(ここだけ一発勝負)まで行けば、他のJ2クラブよりも6+2+5(ノックアウトステージH&A)で13試合多くなります。

ルヴァンカップは前年の順位をもとにグループ分けをするそうなので、J2降格チームをJ1昇格チームの先に並べるのか後に並べるのかで違ってきますが、ACL出場が4クラブの場合、先に並べれば「鳥栖、仙台、甲府、名古屋」のグループ、後に並べれば「浦和、札幌、広島、甲府」のグループになるのか…と勝手に読んでいます。”順位をもとに”の”もと”の概念が分かりませんが、どうなりますやら、これも2018シーズンの楽しみ。ちなみに、ACL出場が3クラブの場合は「柏かC大阪、鳥栖、仙台、甲府」もしくは「浦和、札幌、広島、甲府」です。移動・宿泊経費を考えた個人的な理想は「FC東京、清水、湘南、甲府」の近場グループですが、どうやっても遠方アウエーを避けることはできなさそうです…。

J2開幕(2月25日)からワールドカップ中も休みなく(J1は中断)週末にJ2リーグを戦い、3月から5月の水曜日にJ1クラブとルヴァン(グループステージ)を戦うという未知のスケジュールが待っています。リーグ戦を戦う上では明らかに不利・負担になるので、吉田達磨監督は「なんてスケジュールだ!」って思っているはずですが、ルヴァンの戦い方は興味深いですし、控え組の選手にはチャンスです。このあたりも記事で伝えていきたいです。

韮崎Gにちょくちょく出没したトカゲ。阿部翔平が「凄い色だなぁ~。どうやったらこんな色が出るんだ…」って呟いたのが印象的だった。

 

「山梨フットボール」を始める前の写真ですが、宮崎キャンプにドゥドゥが遅れて合流してきたときの写真です。通訳の岩崎ブルノのレイバンのレンズにドゥドゥが上手く映ったのでレンズにピントを合わせて撮りました。映るシリーズの最初です。

 

2017シーズン一番男前のヴァンくん。Jリーグのマスコットで最強の存在感、出来の良さだと負います。2018シーズンはJ2リーグでサッカーだけでなく、ヴァンくんとフォーレちゃんの質の高さも改めて見せつけましょう。

高級で高給な大物(長身)FWの割引(レンタル)獲得交渉は難航しているようですし、横浜FM次第(ACLの権利を天皇杯優勝で掴めるかどうか)の高野遼、読めない小椋祥平など気になる人事が残っていますが、チームは確実に若返りを図ってJ2リーグに挑戦することになるでしょう。オファーがなければドゥドゥも残ることになるだろうし、「移籍確実か?」だったエデル・リマが残る可能性もあり、来期の布陣がどうなるのか読めませんが、読めないことも楽しみたいと思っています。年始は今期感じたクラブの課題や吉田達磨監督に話を聞いた総括入りの来期への展望記事などを更新し、チーム始動まで少しお休みを頂くつもりです。家族も正月の予定もないので他に小ネタ・駄文を書いてしまうかもしれませんが…。

1年間、いつでも機嫌よく誠実に話をしてくれた吉田達磨監督をはじめとするスタッフの皆さん、選手の皆さん、佐久間悟GMをはじめとするフロント・強化部の皆さん、ありがとうございました。

そして、最後にこのフォーマットを意提供していただいた「タグマ!」様、バナースポンサーとしてサポートして頂いた「じょうほく物流」様、ロゴの原案を作ってくれた友人にも感謝して2017年最後の更新にさせて頂きます。

2018年も山梨県の矜持であるヴァンフォーレ甲府という文化と情熱をみんなで創っていきましょう。

松尾潤

「山梨フットボール」を始めるにあたって、最初にできたロゴデザイン。友達が作ってくれました。最後はプロが手を入れて今の形になりましたが、この原点は結構気に入っています。今でも。

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