【無料記事 4月20日の練習場から 選手コメント】16松橋優、27阿部翔平、5新里亮 「根本的なことは、点を取られて焦って、もう1点取られてチームとしての未熟さが出た。ああいう試合は繰り返したくない(阿部翔平)」
【無料記事 4月20日の練習場から 選手コメント】16松橋優、27阿部翔平、5新里亮
16松橋優
「C大阪戦は失点しないことが大事。ドリブラーやセンタリングを上げる選手がいるので自分の前で守備をすることを心掛けたい。相手のSBは高い位置を取ってくるからスペースはあると思う。常にゴールを狙っていきたいし、新潟戦はシュートミスをしたので決められるように集中したい」
――試合内容をどう予想しますか?
「セカンドボールの奪い合いになるんじゃないですかね。向こうは山口(蛍)、ソウザがいて拾える。そこの情勢で試合展開が変わってくると思う。自分は裏に抜けるタイプなので裏を消されるとやりづらい。そこは駆け引きをして裏狙い一辺倒にならないようにしたい」
27阿部翔平
「新潟戦は後ろから狙うことが多かったが、もう一つ持ち上がっていくのもアリだと思う。攻撃のバリエーションを増やせればいいと思う」
―― 一番近いボランチは田中佑昌かボザニッチ・オリバーですが、それぞれの特徴はどう捉えていますか?
「佑昌は動き続けてくれてそのあとでも裏に飛び出せる推進力がある。オリヴァーは初速から推進力があるタイプだと思います」
――予想通りだとマッチアップするのはドイツ帰りの今季初先発の注目選手(清武弘嗣)ですが、今節も大変になりそうですね。
「清武選手は素晴らしい選手なので、僕がチャレンジするという気持ちでやりたい。僕個人で対応することが難しいことがあってもチームとして、周りの選手と協力して左サイドが優位になるように試合を進めたいですね」
――前節の新潟戦の話に戻りますが、モヤモヤするというか胃もたれした時のような後味ではなかったですか?
「前節は消化不良の試合ですが、どうにでもできた試合でもあったと思います。ショートパスにこだわっても良かったかもしれない。フリーになる場面も多かったし走り出せるタイミングもあった。シュートやパスで引き付けてそこで生まれたスペースを取っていく。それ以上に根本的なことは、点を取られて焦って、もう1点取られてチームとしての未熟さが出た。ああいう試合は繰り返したくない」
5新里亮
「チャンスを貰えるならチームが勝つことを一番に考えてプレーしたい。サイドで時間を作られると攻撃に厚みが出るので、サイドでの対応を判断と連携良くやりたい。判断をはっきりすることが大事だと思います」
――途中出場した新潟戦のプレーはもっと積極性を出してシュートを打っても良かったと思いましたが、どう振り返りますか?
「攻め上がってサイドの(松橋)優さんに出したパスことですね。あのときは優さんに出したほうがいいクロスが出るかなぁと思って出しました」
――前節の大阪ダービーのC大阪の1点目、FW杉本健勇的なパンチのあるシュートが打てたんじゃないと思って…。ペナルティエリアのすぐ前まで来て前を向いてボールを持ったんだから、外にパスを出すよりもシュートを打った方が相手は嫌だと思いました。記者席から見て消極的というか勝負をすることを避けたように感じたんで印象に残りました。
「チームとしてシュート5本ですもんね…。もっと攻撃の回数もシュートも増やさないとダメですよね。セットプレーの精度も高めないといけないし。新潟戦はお互いに守備から入るチームでしたが、C大阪は積極的に来るチーム。前の試合よりは自分たちのやり方を出しやすくなると思います」