【長崎vs徳島】増田功作監督記者会見コメント「後半の途中から自分たちのやりたいことがなかなかできず、非常に残念な結果になった」
■明治安田生命J2リーグ 第5節
3月15日(土)長崎 1-0 徳島(16:03KICK OFF/ピースタ/12,044人)
得点者:70’フアンマデルガド(長崎)
———-
〇増田功作監督
アウェイの地まで大勢のファン・サポーターが駆けつけてくれて後押しをしてくれた中で、敗戦してしまい本当に申し訳なく思っています。
前半は中と外を上手く使いながらいい形でサイド攻撃ができていました。守備に関しては、長崎さんの立ち位置がいつもと少し違いましたが、そこに関しても選手たちが前半の途中にしっかり対応してくれて、ミドルからハイのプレスでボールが奪えていましたし、そこからいい攻撃ができていたと思います。ただ最後のところで決めきるために、後半ギアチェンジしようと思ってルーカス(バルセロス)を入れました。その中で前線の収まりが逆に上手くいかなくなってしまいました。そこからカウンターを何回か食らい後ろ重心になりながらも意図的にサイドから攻撃をしたいなと思っていましたが、ああいう形でミスから失点してしまいました。
そこから逆転したかったですが、相手の強力なFWにボールを収められてしまったり、行くぞとなった時にボールを奪われてカウンターを食らってしまったり、後半の途中から自分たちのやりたいことがなかなかできず、非常に残念な結果になったと思います。
Q:今季初黒星となりました。ここまでの4試合では非常に堅い守備ができていましたが、今日失点した原因はどんなところにあると思いますか?
前線でもう少しタメができることによって2列目や3列目から選手が追い越していくという狙いがありました。前線の選手を2枚にしてよりサイドの圧力をかけようとしましたが、逆にボールが収まらずミスがありカウンターっぽくなって崩されてしまいました。最後の最後でしっかり守らなくてはいけない部分もありますが、やはりあそこでしっかりと起点となって押し上げて厚みのある攻撃をしなければいけなかったので、カウンターを食らってしまったのは残念です。チームとしてもそこのクオリティを上げていかないといけないと思っています。
Q:ボールの収まりが悪くなったのは相手の守備の影響もあったのでしょう?
相手の守備の部分もありますし、自分たちの前線の選手の受けに行くタイミングや技術的な部分もあったと思います。しっかりトレーニングしてコンパクトな守備の相手に対してもボールを収めてターンしてそこから攻撃ができるようにしていきたいです。
Q:前半はいい形から攻撃もできていたと思います。
WBのエウソン(エウシーニョ)と高木がいい形であそこのライン間でボールを受けて、そこから杉森や杉本が相手のCBを釣り出したりしてと狙い通りの攻撃ができていて非常に良かったと思います。ただ最後のところはやらせてもらえなかったので、長崎さんも堅いなと思いました。