【徳島vs熊本】増田功作監督記者会見コメント「これが勝点1なのか3なのかでは全然違うので、練習から突き詰めてやっていこうという話をしました」
■明治安田生命J2リーグ 第4節
3月9日(日)徳島 0-0 熊本(14:03KICK OFF/鳴門大塚/5,641人)
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〇増田功作監督
まずホームで大勢の方に来ていただき、今日でホーム通算の入場者数が200万人を達成しました。ホームでやる時には満員になるように、選手・スタッフで魅力のあるサッカーをしなくてはいけないと思っております。
前半に関しては上手く侵入できたところと、剥がせていいチャンスを作れた場面もありましたが、お互いに決定機がなかったです。セットプレーではお互いに準備していましたが、熊本さんはそこ(セットプレー)をより念入りに準備されていたのではないかと思います。
後半は我々の中盤の立ち位置と狙いをはっきりさせて、選手交代も含めて押し込む中で、1点目が取れていればたぶん2点目、3点目も入ったのではないかと思います。先ほど選手にも言いましたが、これが勝点1なのか3なのかでは全然違うので、練習から突き詰めてやっていこうという話をしました。
Q:前半失点していれば勝点0の可能性もあった中で後半ガラっと流れが変わりました。ハーフタイムでどんな修正をしましたか?
まず守備のところで熊本のハイプレスに対して準備してきたものがありましたが、後ろが重くなってしまいそれを出せていませんでした。簡単に言えば檄を飛ばして『怖がるな』と、『もっと前に行かなくてはいけない』という話をしました。それに加えて仕組みのところも(修正しました)。あとは攻撃のところで、見てからパスを出していたものを、後ろはもっとシンプルにパススピードとポジション取りを早くすることを求めました。それから中盤では、熊本の袴田選手や後ろの選手たちがマンツーマンで付いてきていたので、(杉本)太郎とシゲ(重廣)を少し(児玉)駿斗と近い距離にすることによって相手DFの背後が空くので、そこの使い分けをもっとはっきりしようという話をしました。そこからいい形でサイドから侵入できたのが後半良くなった要因だと思います。
Q:前半の戦いについて。相手を引き付けようとしていたのか、それとも前から取りに行こうとしたけれど後ろに重くなっていけなくなったのでしょうか?
引き込もうとは思っていなかったです。今日は熊本さんもしっかりボールを動かしながらフットボールをしてくるチームなので、そこへの限定と準備してきたアプローチの仕方で後ろが重くなり勇気を持って出られなかったのでそこを改善しました。
Q:後半に関しては決定機をたくさん作りました。
その通りだと思います。あそこで、決定機だけで4本あったと思います。1点入れば2点3点取れたと思います。リスク管理の面でも問題は無かったので、あそこで点が取れるか取れないかが今日の試合では大きかったと思います。