ヴォルティススタジアム

【藤枝vs徳島】増田功作監督記者会見コメント「アウェイの地まで大勢のファン・サポーターが駆けつけてくれて、選手の後押しをしてくれたので、それが今日の勝利に繋がったと思います」

■明治安田生命J2リーグ 第1節
2月15日(土)藤枝 0-2 徳島(14:03KICK OFF/藤枝サ/7,206人)
得点者:53’ジョアンヴィクトル(徳島)75’杉森考起(徳島)
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〇増田功作監督
アウェイの地まで大勢のファン・サポーターが駆けつけてくれて、選手の後押しをしてくれたので、それが今日の勝利に繋がったと思います。ここへ来られなかった選手たち、クラブスタッフの方たちも開幕戦に向けてしっかり準備をしてくれてこの日を迎えました。その結果がこの勝利に繋がったと思っています。

内容については、前半藤枝さんの前に前にという圧力や奪った後のカウンターが鋭くて、自分たちも前へ行けなくなり後ろが少し重たくなってしまいました。後半選手たちと話をして修正して気持ちの部分も含めて改善できた中で、ヴィクトルが先制点を取ってくれました。彼は初めての日本という地でキャンプからいろいろ苦しみながら試行錯誤しながらやってきたことがあの1点に繋がったんじゃないかと思います。その後に代わりに入ったパワープレーヤーのルーカスが起点となって杉森が2点目を取ることができたのは、今日来た20人の力が大きかったんじゃないかと思います。

Q:3バックでミラーゲームのような形になりましたが、その狙いは?
守備時に関して言えば、もちろん藤枝さんも3枚でやってくる中で可変してくるので、自分たちも守備では狙いを持っていました。攻撃時には相手のプレッシャーを外すためにズレを生じさせようかなと思っていましたが、前半はなかなか上手くいきませんでした。25分過ぎにくらいに1本サイドから侵入できた形がありましたが、ああいう形で両サイドを起点に侵入したかったです。相手の圧力と自分たちのボールの動かし方にスピーディーさがなかったので前半は苦労しました。

Q:2得点ともいい守備から生まれましたが狙い通りでしたか?
高知キャンプから宮崎キャンプの2日目までは、ハイプレス、ミドル、ローと、選手たちがその状況と位置をしっかり判断して使い分けながらそこから攻撃に繋がるトレーニングをしていたので、選手たちがそれを体現してくれたのは自信にもなると思います。ただ、いい形でチャンスもあった中でそれを決め切る力をつけていかないと上位にはいけないので、そのあたりも含めてしっかりトレーニングしていきたいです。

Q:今日無失点だったことについては?
素晴らしいことだった思います。選手たちもそこにこだわりを持っていますし、昨年は44失点と多かったのでGKを含めた最終ラインの選手たちがしっかりと中盤とともに締めてくれたのが大きかったと思います。

Q:5年ぶりの開幕戦勝利となりました。
まずはコーチングスタッフとマネージャー、テクニカル、クラブスタッフが、自分がシーズン当初から指揮を執るのが初めてのところをサポートしていただき、やりやすい環境をつくってくれました。あとはハイプレスという少し難しいところからスタートしましたが、それに対して選手たちが本当に前向きにハードワークをいとわずに日々の練習からしっかりやってくれたことが一番の要因じゃないかと思います。

Q:最後に、今日スーツを選ばれた理由は?
気分ですかね(笑)。指揮を執って最初の開幕戦というのは一生に一度しかないので。服装で引き締まるかどうかは関係ありませんが、クラブとして2020年以降勝っていない中で、自分自身もクラブもこの試合に懸ける思いがあったのでスーツで指揮を執りました。

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