ヴォルティススタジアム

【群馬vs徳島】増田功作監督記者会見コメント「ボールの動かし方が少し単調になってしまったので、途中から選手の立ち位置と抜け出すところの部分を選手と話をしながら変えました」

■明治安田J2リーグ 第36節
10月27日(日)群馬 0-2 徳島(14:03KICK OFF/正田スタ/4,309人)
得点者:31’鹿沼直生(徳島)46’ブラウンノア賢信(徳島)
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〇増田功作監督
まず群馬までファン・サポーターの方が駆けつけてくれて、本当に選手たちを熱く強く後押ししてくれたことが結果に結びついたと思います。

試合の内容については、前半群馬がもう少し前から来るかなと思っていましたが、ブロックを敷いて、そこからカウンターを仕掛けてきました。こちらもボールを動かすテンポが上がらず相手の嫌なところにボールを入れ込むことが難しくなり、何度かカウンターを受けてしまいました。ボールの動かし方が少し単調になってしまったので、途中から選手の立ち位置と抜け出すところの部分を選手と話をしながら変えました。あとは選手たちが相手を見ながら中盤の3人は相手を見ながらプレーできるので、そこからいい配球ができてリズムが作れたんじゃないかと思います。

後半、群馬がビハインドの中、前からきました。こちらもしっかりとサイドに揺さぶりながら起点を作理、背後を狙い、(相手が)来なかったらボールを運んでいく中で早い時間帯に2点目が取れました。ただ課題としては引いた相手に対して、点が取れるチャンスがあったのでそこを決め切ること。得失点差ではまだマイナスなので、もっと点が取れる時に点を取るべきだし、残り試合で改善して勝点を積み上げられるように選手とともに頑張っていきたいです。

Q:西野選手にアクシデントがありましたが状況は?
今メディカルと話をしていている状況です。まだケガをしたばかりなので詳しい状況についてはわかりません。

Q:西野選手に代わって髙田颯也選手が入りました。ここまで長い時間のプレーはあまりなかったですがプレーはいかがでしたか?
元々足元でボールを受けてからのアクションが得意な選手ですが、今週特に背後のアクションが非常によく、スペースに出る回数や守備での切り替えがよかったので迷いなく起用することができました。普段の練習からそういう姿を見せられていたのが大きかったと思います。

Q:1点目も高田選手の獲得したCKからでした。今日の試合での評価はいかがでしたか?
縦に行く推進力やドリブルで剥がすタイミングは松井大輔さんが臨時コーチに来てくれた時に教えてもらい、さらに自分の中で研究しながらトライしているところです。今日はそういったところも出ましたが、守備での切り替えや彼の課題であったところでもウエイトトレーニングを含めて自分を高めるために貪欲にやっているので、今日のプレーは褒めてあげたいです。

Q:「序盤はボールの動かし方が単調になってしまった」ということですが具体的にどういったところを修正したのでしょうか?
最終ラインの立ち位置の距離を変えました。相手の中盤の選手の立ち位置を見て、こちらのWBの立ち位置を変えました。そうすることで、中央が空く場面ができ、ボールをピックアップできるようになりました。

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