【徳島vs長崎】増田功作監督記者会見コメント「セットプレーから2失点しているということを考えると、僕たちスタッフがもっともっと突き詰めてやらなければいけないと思っています」
■明治安田J2リーグ 第22節
6月29日(土)徳島 2-2 長崎(19:03KICK OFF/鳴門大塚/5,087人)
得点者:29’エジガルジュニオ(長崎)49’坪井清志郎(徳島)52’ブラウンノア賢信(徳島)89’マルコスギリェルメ(長崎)
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〇増田功作監督
天候が不安定な中でホームのナイトゲーム、たくさんの人に来ていただき感謝しています。前半からアグレッシブに主導権を握り、自分たちのサッカーができたと思います。ゴールに迫るシーン、後ろからしっかりとゲームを作るシーンを含めて、自分たちの狙い通りアタッキングサードへ運べましたし、守備に関しても高い集中力で対応してくれました。
ただ、セットプレーから2失点しているということを考えると、僕たちスタッフがもっともっと突き詰めてやらなければいけないと思っています。選手たちは全力で首位相手に立ち向かってくれたので、僕自身責任を感じています。さっき選手たちにも「申し訳ない」と言いました。
Q:ボランチが立ち位置を中央に維持していたのはどのような狙いがあったのですか?
相手が守備をする時、2トップとSHを中央に寄せて、空いたサイドから侵入したいという意図がありました。亮太(永木)と太郎(杉本)、立ち上がりこそボールを触る回数は少なかったのですが、非常にサイドからの侵入に対する手助けをしてくれました。サイドを1回、2回と変えた時に空いてくる瞬間を狙っていましたし、そこからボランチが出てきたらその背後を使おうとしました。それらに関してはスムーズにできたと思います。
Q:リードされて迎えたハーフタイムでは、選手たちにどんなメッセージを送りましたか?
自分たちのサッカーは8割方できているが、結果は0-1。相手によりプレッシャーをかけたり、ゴール前で配球の質や入っていく人数で迫力を出さないとズルズルと時間だけが過ぎるので、その部分でギアを上げようと話しました。
Q:ゴール裏のファン・サポーターも後半に向かう選手たちをさらに団結した応援で送り出しましたが、ロッカーでは聞こえていましたか?
その瞬間だけでなく、皆さんの応援の熱量はずっと感じていました。心強かったです。
Q:2得点に絡んだ坪井選手への評価は?
前節同様、普段の取り組みから来るものだと思います。でも清志郎だけではなく、ノア(ブラウンノア賢信)や曜一朗(柿谷)、そして全員が連動してアグレッシブにプレーした結果が得点につながるプレーを生み出したと思います。
Q:柿谷選手のロングスローやフェイントは今日のために準備したものですか?
いや、先週から準備していました。ロングスローがあることで相手を下げさせることができます。あと、曜一朗は相手を見ながら流れを読みアイデアを出せる選手です。
Q:前回は1-6での敗戦でしたが、今日の戦いでは成長したチームの姿を見せられたのではないでしょうか?
選手たちは間違いなく成長しています。ですから僕たちスタッフが勝てる準備、勝てる戦術、勝てるトレーニングをもっとしっかりやらなければいけないと思っています。