【徳島vs横浜FC】増田功作監督記者会見コメント「あのような形で1失点はしましたが、自分たちが1点、2点取れるようにならなければいけない」
■明治安田J2リーグ 第19節
6月8日(土)徳島 0-1 横浜FC(18:03KICK OFF/鳴門大塚/4,943人)
得点者:43’福森晃斗(横浜FC)
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〇増田功作監督
相手が上位ということもあり、選手たちは前半からアグレッシブにチャレンジする姿勢を見せてくれたと思います。相手には良いプレースキッカーがいる中で、あのような形で1失点はしましたが、自分たちが1点、2点取れるようにならなければいけません。チャンスがなかったわけではないので、僕たちがもっとギアを上げて、トレーニングを含めて、もっともっとやっていこうということを話してきました。
Q:右利きの西野選手を左へ置いた狙いを教えてください。
うちにはサイドアタッカーとして橋本、西野、杉森、髙田、少し後ろ目ですがエウシーニョもいます。対峙する相手の山根選手はリーグの中でもクロスやアタッキングの数が多い横浜FCのストロングでしたから、まずはそこを消したいという事と、後半になるとスペースが生まれるという2つを考えていましたので西野を左へ置きました。
Q:投入時は髙田選手を右サイドへ入れましたが、途中から左サイドに変えた理由を聞かせてください。
橋本も髙田も縦への突破に関しては苦労しているように見えたので、抜き切らないうちに内側の足でゴールへ向かってクロスを入れる方が相手も嫌がると思ったからです。
Q:得点は取れませんでしたが良い内容の試合だったと思います。次節からの後半戦をどのように戦っていきますか?
実際今日の相手に対して、前半もペナルティボックスの中に数多くは入っていけていません。アタッキングサードへの侵入はストレスなくできていましたが、大事なのは点を取ることなので、ボックスの中でのシュート回数やラストパスが点で合うようなフィードの回数をもっともっと増やさないと得点は難しいし、今日のような相手にはなかなか勝てないと思います。
Q:山根選手とマッチアップした西野選手の評価を聞かせてください。
よくやってくれたと思います。相手にとって良い形で突破されることはほとんどなかったのではないでしょうか。
Q:残念な結果でしたが、前半から多くの時間帯で試合を支配できたのはどこが良かったからだと分析しますか?
相手に対しての立ち位置の準備と、それをしっかり表現してくれたことです。特に中央の3枚、永木選手、児玉選手、杉本選手が相手のダブルボランチを抑えたり、相手CFの背中で良い立ち位置を取りながらボールを受けて、狙っていたことを表現してくれたのは良かったと思います。
Q:選手と指導者を含めて18年間所属した横浜FCとの対戦でしたが、どのような感情がありましたか?
先日は他の記者さんからも聞かれました。これが三ツ沢だともう少し感情が入ったのかもしれませんが、ここまでいろいろなことがありながら選手・スタッフと共にヴォルティスの一員として今日は勝ちにいきました。確かに他のチームとは少し違いますけど、今うちは毎試合勝負を懸けて戦っているので、それほど自分自身が前のめりになるということは無かったです。