【大分vs徳島】試合フォトレポート:圧倒した前半。後半苦しむも3試合ぶり勝利。
■明治安田J2リーグ 第18節
6月1日(土)大分 1-2 徳島(14:03KICK OFF/レゾド/7,038人)
得点者:22’エウシーニョ(徳島)54’児玉駿斗(徳島)58’渡邉新太(大分)
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スタメンは前節から2人変更。中盤に児玉、前線にチアゴアウベスが入った。
「狙い通り攻守で選手達がアグレッシブにやってくれた(増田監督)」が振り返ったように、立ち上がりから大分を圧倒した徳島。開始直後、ブラウンノアの落としたボールをチアゴアウベスが抜け出しGKをかわしたところで倒されるがノーファールの判定。6分には児玉ミドルシュートのこぼれ球に橋本が詰めると、13分にも相手からボールを奪ったチアゴアウベスが再びエリア内へ侵入し倒されるもノーファール。18分には橋本のパスを杉本がダイレクトで中へ折り返すもゴールにはつながらず。
そして22分、チアゴアウベスが起点となり、オーバーラップしてきた橋本へボールを渡すと、橋本がファーサイドへ丁寧なクロス。これをエウシーニョが頭で合わせ先制点を奪う。
28分にも決定機。自陣で相手ボールを奪った橋本がドリブルで相手エリア内まで侵入しチアゴアウベスにラストパスを送るが合わせることができず。結局追加点は奪えなかったものの大分を圧倒し1点リードでハーフアイムへ。
後半、劣勢の大分は徳島と同じフォーメーションに変更しミラーゲームを狙う。そんな中迎えた54分、ブラウンノアのプレスバックでボールを奪うと杉本ドリブルで持ち込みスルーパス。オーバーラップしてきたエウシーニョが折り返すと「エウシーニョ選手と目が合ったのでボールが来るかなと思いながら走っていました」と児玉が押し込み2-0とする。その直後には相手選手がこの日2枚目のイエローカードで数的優位となる。しかし「自分達のまだまだ弱い部分を見せてしまった(森)」一瞬の隙を突かれ大分に1点返されてしまう。
76分にはブラウンノアのドリブル突破を相手選手が倒して得点機会の阻止となり一発退場。2人多い状態となる。
試合終盤、大分も捨て身の攻撃をする中、徳島も途中出場の髙田がドリブルからカウンターを狙うが、ゴールを奪うまでには至らず。
結局追加点は奪えなかったもののそのまま逃げ切り3試合ぶりの勝利を挙げた。
試合後、増田監督は「相手選手が退場した後、1点取られたことで、自分達で苦しくしてしまったこと、3点目を奪えなかったことは課題です。試合後選手たちにも言いましたが、上に行くためには自分達でしっかりやらなくてはいけない」と振り返った。
前半戦ラストゲームとなる横浜FC戦に向けて「強度も含めてレベルの上がる試合になると思うので、上位の相手を倒していかないと自分達は上にいけません。ホームでやれるので、1週間、全員でいい準備をして勝ちにいきたい(森)」と次節へ目を向けた。
□試合フォト
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