【いわきvs徳島】試合フォトレポート:アウェイでの勝点1。収穫と課題と。
■明治安田J2リーグ 第17節
5月26日(日)いわき 1-1 徳島(14:03KICK OFF/ハワスタ/3,707人)
得点者:22’谷村海那(いわき)45+3’森昂大(徳島)
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今節は7位につけるいわきFCとアウェイで対戦。
スタメンは前節から6人を入れ替え。右サイドにエウシーニョ、中盤には永木と杉本が入りダブルボランチを形成、前線には、棚橋、渡、ブラウンノアが名を連ねた。
「今日は風が強かったので、栃木戦と同じく風下が取れたらシンプルなサッカーをやろうと決めていました。風下が上手く取れたので、相手の土俵に立つわけではないですけど、こちらもシンプルなサッカーを徹底しようと思ってプレーしていました(青木)」と前半の風下を選択した徳島。球際でも激しいマッチアップが多くなる中、先手を取ったのはいわき。22分、クロスからファーサイドに入ってきた谷村に決められ先制点を奪われてしまう。
リードを奪われた徳島も反撃。39分には渡のポストプレーからドリブルで持ち込んだブラウンノアが左足でシュートを放つと、前半終了間際には、相手ボールをカットした棚橋が強烈なミドルシュートを放つもクロスバーに嫌われてしまう。しかしその直後、左サイドで得たFKから「あまり入り過ぎずにボールの軌道を見てマイナス気味に入っていきました。そこに橋本選手からいいボールが入ってきた」と森が競り勝ちヘディングシュート!これがポストに当たりネットに吸い込まれゴール!同点に追いつく。
風上となった後半、「自分達が風上で有利に試合を運べる中で、相手のリズムに合わせたサッカーになってしまった(橋本)」と、オープンな試合展開となりなかなか攻撃のリズムが作れず。62分に児玉とチアゴアウベス、74分には柿谷、83分には西野と髙田を投入し攻撃のリズムを作りゴールを目指すと、84分にはFKからチアゴアウベスがロングレンジから枠を捉えたシュートを狙うと、アディショナルタイムにはチアゴのFKのこぼれを西野、その直後にもDFラインのクリアボールを柿谷が直接狙うも、いずれもゴールならず。結局試合は1-1で引き分け、勝点1を分け合う事となった。
試合後、増田監督は「(いわき相手に)バトルで戦えて勝点1を持って帰れることはポジティブです。ただ後半、オープンな展開になったときに、僕たちがサイドを上手く使いながらボールを運んで冷静に試合を進められたら勝点3に近づけたんじゃないかと思います」と振り返り、また、キャプテンの永木は「アウェイで最低限の勝点1が取れた事、連敗しなかった事はプラス。大事なのは次で、しっかり勝ちたい」と、アウェイでの次節大分戦を見据えた。
□試合フォト
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