ヴォルティススタジアム

増田功作監督「走力・フィジカルに加えて後ろからのビルドアップを付け加えている非常に手強い相手」西野太陽「奪った後の素早い攻撃を増やしていきたい」髙田颯也「ボールを持ったらどんどん仕掛けたい」ーJ2第17節いわき戦に向けたコメントー

増田功作
〇増田功作監督

Q:いわきの印象について。
チームの哲学として走力・フィジカルを本当大事にされていて、今年はそれに後ろからのビルドアップを付け加えているので、非常に手強い相手だなと思います。
前節・熊本戦の前半は守備も上手くはまりませんでしたし、攻撃もなかなか狙いが出せませんでした。どちらかと言えば相手の事よりもまずは自分達がやるべき事をもう一回振り返って練習してきました。

Q:セカンドボールなど中盤での攻防を制するために必要なことは?
これはどのチームでもそうですが、組織を忘れて個人に頼りすぎてしまうと、個人が機能しなかった時にチームが機能しなくなってしまうので、まずはチームがやるべき守備のオーガナイズをしっかりした中で、個人の良さが出るような形がベストじゃないかと思います。

Q:いわきは迷いなく自信を持ってプレーしている印象ですが、選手達が自信を持ってプレーするために、増田監督が考える大切な事は何だと思いますか?
一番は自立じゃないですかね。言われたことだけでは絶対ダメですし、チームのオーガナイズがあるにせよ、どのポジションの選手でもやっぱり守備になったら全員が守備の意識を持たないといけないと思います。相手について予測はしますが、コントロールできないですし同じような形で来るとは限らないので、行くべきか行かないのかの判断を個人がして、なおかつそれをチームで共有できることが一番だと思います。

Q:今週は強度の高い練習をしていましたが、いわき戦でもポイントになりますか?
長崎戦もそうでしたし、フィジカルや強度が高い相手は簡単にプレーさせてくれない中で、自分たちもフィジカルや強度をもっと上げていかなくてはいけないです。逆にそこを上げていけば自分たちの持っている技術やチーム戦術もより出せると思うので、トータル的に成長していかなくてはいけないものだと思います。対いわきというよりも今の自分達がさらにレベルアップするためのトレーニングでした。

Q:キャプテン、副キャプテンという編成が発表されました。副キャプテンに渡選手を加えた目的は?
キャプテン、副キャプテンはチームの顔です。(永木)亮太、(柿谷)曜一朗、(内田)航平、(森)昂大に関しては今まで通りの形でやってもらいたいです。(渡)大生に関して、僕はシーズン当初から彼を見ていて、一言で言えばブレない男です。
チームが成長するため、自分が成長するために、勝つために100%で取組んでいる男なので、僕自身は彼を本当にかっこいい男だなと思いますし、信頼しているので、僕からお願いをして承諾を得ました。
(玄)理吾に関しては、約3週間前に彼と話す機会がありました。副キャプテンとしての行動や立振る舞いをもう少し大人になってほしいという話をしていました。僕も選手をやっていたので悔しさはわかりますが、前節の熊本戦、前半の交代時、自分自身に対してなどの色々な感情で、物に当たったりすることは良くないなと思います。
僕たちの試合はファン・サポーターの皆さんが試合を見てくれていますし、そこには子どもたちもいて、選手に対して憧れを持っています。それを考えると、やってはいけない行動だったと思います。
理吾とも次に向けてしっかりと(熊本戦の翌日に)話をして、彼も本当に反省をしていました。彼自身、今は前を向いてやっていますし、彼がヴォルティスの中心選手になっていかないといけない選手だと思います。技術もありますし、戦術眼も素晴らしいものを持っています。ただ、ちょっとメンタル的な部分に関しては、もう少し成長しないといけないと、彼と話をしました。まずは、自分のプレーに集中して、チームのために、自分が成長するために頑張ってほしいという話をして、今回このような形になりました。
ちょっと話が長くなりましたが、僕自身、強いチーム、強いクラブ、強い企業を見てきました。予約が取れないようなレストランのオーナーを含めて、いろんなトップの方と話したり、自分が見たりした時に、組織の中で一番大事なのは哲学があることで、その哲学を支えているのが規律だったりマナー、ルールだと感じました。
あるレストランのオーナーから一度聞かれたことがあります。そのレストランは予約も取れないレストランで、(店内は)禁煙ですが、その中で喫煙するお客さんがいました。
「君ならどうする?」って言われました。僕だったら「何回か注意して、できれば外で」と伝えるようにすると答えました。でも、そのオーナーの方は、そのお客さんには申し訳ないですが「出て行ってもらう」と答えました。
このレストランには、この食事を楽しみに来てくれる人や何かの記念日に来てくれる人もいます。そのような楽しみをもっている人たちを大切にしたいという話をオーナーから聞いた時に、基準は大事かなと思いました。
少し話が逸れてしまいましたが、チームとして来てくれるお客さんが感動するフットボールをしたいと思ってやっています。そして選手達は今、自分が成長するために必死にやっています。そういった方達を裏切らないようにしないといけないですし、今そういう集団になっていっていると自分も信じています。そして、自分達も律していかないといけないですし、みんなが徳島ヴォルティスを応援してもらえるようなチーム作りをスタッフ、選手一同でしていきたいとは思います。

Q:熊本戦の件だけだと監督の判断も厳しすぎるなという風に聞こえてしまいますが、3週間前にそのような話を受けてということですが、どんな内容だったのでしょうか。
チームとして活動している中で、副キャプテンとしての立ち振舞い、僕なりに人としての立ち居振る舞いの部分ですね。彼がもっと選手として大きくなってもらいたいと思います。

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