【徳島vs町田】フォトレポート:今季初の逆転勝利で首位・町田を撃破!
■明治安田生命J2リーグ 第18節
5月28日(日)徳島 2-1 町田(14:03KICK OFF/鳴門大塚/5,884人)
得点者:43’エリキ(町田)74’森海渡(徳島)80’柿谷曜一朗(徳島)
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今節対戦するは現在3連勝中の首位・町田。スタメンは前節と同じメンバーで臨んだ。
「相手の特徴やプレースタイルははっきりしていたので、その中でどれだけ自分たちの時間を長くするのかを大事にしました(白井)」と振り返ったように、前線からプレスをかける町田をいなしながら徳島がボールを握る試合展開。
最初のチャンスは7分、石尾のフィードから西谷が柿谷へつなぐと、柿谷のクロスに杉本、森、玄が詰めゴールに迫る。その後も徳島がボールを保持し試合を支配する中、均衡が破れたのは43分、密集からサイドへ展開され縦パスを入れられるとエリキに決められ先制点を奪われる。徳島もすぐさま反撃。44分には玄のドリブルから柿谷、前半アディショナルタイムにも西谷のパスをターンした柿谷がシュート!しかしGKに防がれてしまう。結局前半は1点ビハインドでハーフタイムへ。
後半も白井のパスカットから森海渡がミドルシュートを狙うなど序盤から徳島ペース。そんな中で試合の流れを大きく変えたのは63分、平河が西谷に対するファウルでこの日2枚目のイエローカードで退場。徳島が数的優位となる。66分には最初の交代カードとして中野を投入する。数的優位になり徳島が押し込むシーンが増え始めると、67分には西谷のクロスに西野が飛び込み、68分には中野がミドルレンジからシュートを狙う。
そして74分、杉本の縦パスをスイッチに見事な連携で中央突破。「全員が動きながら連携して、相手を崩せました。白井選手がスルーと声をかけてくれて、ふと見たときにフリーで、横にいればパスをくれると思ったので体が動きました」と森海渡が決め同点に追いつく!
勢いに乗る徳島は波状攻撃を仕掛けると80分、意表を突くショートコーナーから西谷が白井へつなぐと、最後は白井のグラウンダーのクロスを柿谷が触りゴール!逆転に成功する。
逆転したヴォルティスは試合終盤、試合をしっかりコントロールしタイムアップ!今季初の逆転勝利で町田を撃破した。
試合を振り返って、「前節(藤枝戦)は敗戦でしたが、全員がもう一度顔を上げて取り組んだ結果だと思います。しかし今日も、負けていてもおかしくない試合でした。課題である緩さを勝利という結果で流してしまわないように、しっかりと休んで次の試合に備えるだけです」と気を引き締めた柿谷。また森海渡も「僕たちはまだまだ、何も成し遂げていないです。緩むことなく、これからです」と次戦へ目を向けていた。
□試合フォト
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