ヴォルティススタジアム

【徳島vs清水】ベニャートラバイン監督記者会見コメント「あの時間にセットプレーで失点したことで全員が悔しさを持っていますが、私としてはチームに成長を感じている部分があるので、そこを残しながら次のゲームで勝利できるように進んでいきます」

■明治安田生命J2リーグ 第13節
5月3日(水)徳島 1-1 清水(14:03KICK OFF/鳴門大塚/13,199人)
得点者:40’安部崇士(徳島)90+3’鈴木義宜(清水)
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○ベニャートラバイン監督

非常に強い相手でしたが、前半は攻守に於いて良いプレーができたのではないかと思っています。後半は自分たちの望む高さではない位置での守備にほとんどの時間を費やすことになりましたが、相手があってのゲームなので、このようなことも起こりうるのだと思います。ただ、そうした中でも、そこまで決定的なチャンスは作らせませんでしたし、際どい場面でもしっかりと跳ね返すチームとしての守備はできていたと思います。
あの時間にセットプレーで失点したことで全員が悔しさを持っていますが、私としてはチームに成長を感じている部分があるので、そこを残しながら次のゲームで勝利できるように進んでいきます。

Q:ピッチの幅、または上下動でチームに貢献している杉本選手と玄選手をどのように評価していますか?

二人に関しては、ここ数試合でチームとしてインサイドの守備に安定性ができたことで、力を発揮しやすくなったのではないでしょうか。貢献度も高いですし、理解も進んでいると思っています。ただし彼ら二人だけではなく、児玉選手、中野選手、長谷川選手など、いつ試合に出てもおかしくない選手たちが毎日競い合っているので、その選手たちにも同じように期待しています。

Q:戦前に「ダメージを与えられる部分がある」と言っておられましたが?

幾つかのことを伝えましたが、強調したのはライン間にスペースができるということです。そこへ森選手や玄選手が侵入することをチームとして意図していました。少し食い付かせることでその部分にスペースができることを理解していたので、人もボールもそこへ侵入させるということです。もうひとつは、相手はボールを失った後の守備が速く、しかも人数をかけて激しく奪回を目指してくるので、奪ったゾーンから1、2本の安全なパスを経由して逆サイドへ持っていくということです。我々はスピード感を持って運べる西谷選手や西野選手を配置していたので、そこから仕掛けたいと思っていました。前半はいくつかの良いシーンが見られました。

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