ヴォルティススタジアム

【熊本vs徳島】フォトレポート:先制されるも直後に追いつく。消耗戦は引き分けに。

■明治安田生命J2リーグ 第7節
4月2日(日)熊本1-1 徳島(14:03KICK OFF/えがおS/4,166人)
得点者:54’平川怜(熊本)56’児玉駿斗(徳島)
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リーグ戦初勝利を目指し、今節は昨シーズンプレ―オフに進出したロアッソ熊本と対戦した。
前節から4人変更。DFにはエウシーニョが今季初スタメン、森昂大はリーグ戦初、田向は2試合ぶり、児玉は5試合ぶりにスタメンに名を連ねた。

どちらがボールを握れるのか、注目の立ち上がり。
先にチャンスを作ったのは徳島。坪井の鋭いプレッシャーを皮切りに流れを掴むと、2分にいきなり決定機。西谷と坪井のコンビで左サイドの深い位置までボールを運ぶと西谷のマイナスのクロスを児玉がシュート、渡が方向を変えるがオフサイドの判定。12分には内田のロングフィードをエウシーニョが受けると渡へクロス。渡は頭から飛び込むがわずかに合わず。続く13分には児玉のクロスにエウシーニョが合わせるが上手くミートできず。21分には相手ボールを児玉が奪うと白井、西谷が連続してシュート、24分には田向のクロスに渡が頭を出すがわずかに合わず。
決定機を立て続けに作ったが決められず、試合は徐々に熊本ペースへ。自陣に押し込まれるが、GK田中を中心に体を張った守備でゴールを許さず。結局前半は0-0でハーフタイムへ。

前半の決定機。エウシーニョのクロスに渡が飛び込むがわずかに合わず。

風上となった後半、先手を取ったのはホームの熊本。54分、DFラインで持ち上がった森の縦パスをカットされると平川にそのまま持ち込まれシュート!ネットを揺らされ先制点を許す。

しかしその直後の56分、渡の粘り強いドリブルから「最初は杉本選手にパスを出して相手にカットされましたが、こぼれ球が返って来たので中にいるだろうなという感覚でパスを出しました」と話す渡のクロスを児玉が「練習でもペナルティエリア内に入っていく事をすごく意識していた」と冷静に決めすぐさま同点に追いつく。

失点直後、渡のドリブルから最後は児玉が決めすぐさま同点に追いつく。

続く58分にも決定機。西谷のシュート性のクロスを渡がスライディングしながらシュート!しかし相手GKにブロックされる。

逆転を目指す徳島は67分にはエウシーニョ、坪井、渡に代えて、浜下、柿谷、千葉を入れ、77分には児玉に代えて玄を投入し交代カードをすべて使い切る。しかし夏日に迫る暑さの中、試合終盤は両チームともにゴールに迫ったものゴールは割れず。試合後は両チームの選手達がピッチ上にうずくまるなど消耗する姿も見えた一戦は引き分けに終わった。

□試合フォト

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