【徳島vs東京V】フォトレポート:前半流れを掴むも後半ゴールを許し敗戦。今季初勝利はお預けに。
■明治安田生命J2リーグ 第4節
3月12日(日)徳島 0-2 東京V(14:03KICK OFF/鳴門大塚/6,006人)
得点者:51’オウンゴール(東京V)77’梶川諒太(東京V)
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ホーム連戦となる第4節。今季初勝利を目指し、東京ヴェルディと対戦した。
スタメンは前節から2名変更。GKにはプロデビュー戦となった田中颯が入り、前節ゴールを決めた坪井が今季初スタメンとなった。
風上となった前半、前線の渡をスイッチにプレッシャーをかけいい試合の入りを見せたのは徳島。4分には外山のクロスに渡、15分にはプレッシャーを回避してカカのロングボールに渡が抜け出すがオフサイド。その後も左の外山と浜下を使いながら攻撃を仕掛ける。21分にはセットプレーからのこぼれ球を浜下、外山がミドルシュートでゴールを狙う。22分には西谷のクロスを外山がフリック、こぼれ球を渡がヘディング。27分にはカカの縦パスをスイッチに杉本が右サイドへ散らすと浜下がクロスを入れるが中には合わず。前半、公式記録では徳島のシュート数4に対し東京Vのシュートは0本だったものの、徳島も決定機と呼べるシュートシーンを多くは作れず。0-0でハーフタイムへ。
後半、風下になった事もありやや東京Vで試合が進む中、試合は意外な形で動く。51分、ビルドアップのずれから自陣でバスカットされると、バスケスバイロンが鋭いクロスを入れられる。不利な体勢で相手と競り合った浜下のクリアボールがネットに吸い込まれてしまいオウンゴール。リードを奪われた直後の63分にも決定機を作られるが、これはカカがゴール寸前のところで防ぎゴールを許さず。
徳島も選手交代で流れを変えようとする。64分、外山と杉本に代えて杉森と内田を投入すると、73分には決定機。杉森のドリブルからのシュート性のクロスに渡が飛び込むがわずかに合わず。
反撃ムードの中迎えた78分、ゴール前でFKを与えてしまうと、キッカー梶川の鋭い弾道の直接FKでゴールを許し、リードを2点に広げられてしまう。
その後も交代選手を入れ懸命にゴールを目指すが、ここまで3試合で1失点の東京Vの堅守を崩せず。結局試合はそのまま終了。
試合後、「今日の結果に向き合い、チームとしても個人としても這い上がっていきたい」と話したのはプロデビュー戦となった田中颯。また渡は「今は『生みの苦しみ』という段階だと思っています。できた事とできなかった事をチームで話し合って解決していけば、必ず良いサッカーができるようになると思っています。悪い事ばかりに目を向けるのは嫌なので、難しくきつい時期ですが、全員で顔を上げて『ここを乗り越えれば状況は好転する』という考えでやっていきたいです」と力を込めた。
□試合フォト
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