【第3節の思い出|至高のスタジアムグルメ】焼肉長尾の極タンシチュー。
俺の名は、井之柏原敏。サッカーの記者をやっている。東京に輸入雑貨商を営んでいる井之頭五郎さんという有名人がいるそうだが、まったくの他人だ。
◢◤#ワールドカップ まで5日◢◤
俳優・松重豊さんからメッセージが届きました
松重さんは、子供の頃の三笘薫選手 @kaoru_mitoma のお隣さんでした。当時の三笘選手とのエピソードを語って下さいました。#三笘薫#jfa #daihyo #SAMURAIBLUE #サッカー日本代表#つな超え #新しい景色を2022 pic.twitter.com/kZXaGiOK8N
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) November 15, 2022
井之頭五郎さんは、家の隣に三笘薫選手(ブライトン/イングランド)が住んでいたそうだが、 井之柏原敏にはそんな話はまったくない。強いて挙げるとすれば、雑貨屋で働いていた時に『あのねのね』の原田伸郎さんの接客をしたことがあることと、居酒屋で働いていた時に『太平サブロー・シロー』の太平シローさんに椎茸を焼いて食べてもらったことがあるくらいだ。あとは『サバンナ』の八木さんに1週間で3回偶然会った時は心の中で「ヤ~ギ~」とつぶやいたものだ。
コロナ禍のスタジアムは静かだったが、今年は両チームの応援がたくさん聞こえてくる。場内外が賑わっている。試合を観戦するのが一番の目的だが、そこに至るまでの一連を楽しむことがサッカーの醍醐味だ。試合前には記事やニュースから情報を仕入れたり、スタジアムに足を運ぶ道のり自体が冒険だったり、到着すれば腹ごしらえをしたり、イベントに参加してみたり、一人で楽しむ人もいれば、現地で仲間たちと合流して楽しむ人もいる。これら全部ひっくるめて「サッカーを観に行く」という楽しみ方なのだろう。記者という職業ながら、俺もスタジアムへ行くことを楽しんでいる。
今日もスタジアムへ到着した。な・な・な・なんと、歴代18番のお出迎えとは贅沢だ。右側は12~14年まで在籍し、J1昇格を果たした13年の第42節・長崎戦(1○0)で念力ゴールを決めたと噂されている宮崎光平さん。左側は徳島に合計11年間在籍し、昨季引退して今季からフロントの営業推進部に勤務しながらクラブコミュニケーションオフィサーを兼任している佐藤晃大さんだ。
「でこぼこコンビだな」(こーへーさん)。
返答できずに笑顔でごまかしたが、心の中で「そうですね」と頷いたことはここだけの秘密だ。キックオフ数時間前に到着しても地味に作業がいろいろとある。あっという間に時が過ぎていく。いつも気付けば5分前になっているのだが、これではスタジアムを本当の意味で楽しめていないのではないか。
そんなことを考えているうちに・・・・・・・、腹が・・、減った・・・・。
仕事なんぞほったらかして「スタグル」こと『スタジアムグルメ』だ!
テレビ東〇さんは洒落のわかる素晴らしい企業だと聞いている。俺はモノローグでスタジアムにある美味しいご飯を紹介したいだけなんだ。怒られたらどうしようとビクビクしながら原稿を書いているのは久しぶりだ。
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