ヴォルティススタジアム

【徳島vs仙台】試合フォトレポート:先制されるも、坪井のゴールで追いつく。

■明治安田生命J2リーグ 第3節
3月4日(土)徳島 1-1 仙台(14:03KICK OFF/鳴門大塚/5,553人)
得点者:52’菅田真啓(仙台)90’坪井清志郎(徳島)
———-

ホームゲーム2試合目、今季初勝利を目指し、今節はここまで1勝1分で無失点のベガルタ仙台を迎えた。
スタメンは前節から3人変更。右SBに浜下瑛、中盤に白井永地、杉本太郎が入った。

開始早々から渡がドリブルで仕掛けるなどペースを握った徳島。3分には柿谷のスルーパスに浜下が飛び込むが惜しくもオフサイド。9分には左サイドで小気味よいパス交換から白井がミドルシュートを狙う。22分には決定機。右サイド浜下のクロスのこぼれ球を外山がボレーシュートで狙うもしかしGKに弾かれてしまう。35分にはカウンターから私のクロスに杉本が頭で合わせるもGK正面。
前半は徳島ペースで進んだもののゴールを奪えず0-0。

試合中、意見交換する柿谷と白井。

ハーフタイム、「前からのプレスに相手は苦しんでいる。継続しよう。背後のスペースを狙おう。リスクマネジメントをしっかりして、自分たちのペースで戦おう」と選手達を送り出した指揮官。

後半はやや仙台ペースで試合が進むと、52分、氣田とエベルトンの連続シュートの決定機はGKホセの好セーブで防ぐが、続くCKから菅田真啓に合わせられ先制点を奪われてしまう。

リードを奪われた徳島は64分、最初の交代カードとして外山と杉本に代えて坪井と児玉を投入、西谷を左SBに入れ前線の枚数を増やす。試合の分岐点となったのは70分、西谷のスルーパスに渡が鋭い抜け出しを見せると、相手DFがたまらずファウル。このプレーが得点機会阻止となりレッドカード。数的不利となった仙台は守備を固め1点を守り抜く形を鮮明にすると、徳島も渡に代えて森を投入し高さでもゴールを狙う。

ゴールシーンについて、「西谷選手が相手DFを2人引き寄せてくれました。僕も落ち着いて周りを見られていたので、コントロールも決まって冷静にシュートを打てた」と振り返った坪井。

相手を押し込み粘り強く両サイドを揺さぶりゴールを狙い続けると、90分、途中出場の杉森のクロスのこぼれ球を西谷が受けると、西谷の落としたボールを坪井が狙いすましたシュート!これがネットを揺らし同点に追いつく!

ゴール後、喜びを爆発させた坪井

同点後もさらに両サイドからゴールに迫ったものの試合はそのままタイムアップ。
今季初勝利を挙げることはできなかったが、「自分の求めているプレーが多く出た、良いゲームだった」と指揮官が振り返ったように、手応えを感じさせる試合内容となった。次節こそ、勝利を!

□試合フォト

(残り 101文字/全文: 1409文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ