【無料記事】藤田征也、佐藤晃大、引退セレモニー。
大分戦の試合前に、藤田征也と佐藤晃大の引退セレモニーが実施されました。彼らの引退に関するインタビューは以下から閲覧可能です。
「徳島でプロサッカー選手になることができて、徳島で引退できて、徳島で仕事に就けて、僕は本当に幸せです」(佐藤晃大)。
この記事では、大分戦で実施された引退セレモニーに集まることができなかった方もいらっしゃると思いますので、彼らの最後のメッセージをここで共有します。
『藤田征也』、『佐藤晃大』という素晴らしいプロサッカー選手がいたことを、皆さまの心にあらためて刻んであげてください。
—挨拶|引退セレモニー—
【藤田征也】
開幕戦という大事な試合の前に、このような場を開いていただき、徳島ヴォルティスの関係者の皆さま、ファン・サポーターの皆さまに感謝しています。ありがとうございます。
引退のリリースでもコメントさせていただきましたが、僕のサッカー人生は本当に周りの方々に恵まれた17年間でした。辛い時に、いつも助けてくれたチームメイト、チーム関係者。サッカーだけではなく、私生活でも色いろな方に助けていただきました。そして、ファン・サポーターの皆さまの声援にすごく力をもらっていました。本当にありがとうございました。
これからは指導者として子ども達の成長の力になることができるように全力で頑張っていきます。僕が皆さまから応援していただいたように、これからJリーグで活躍できる選手の成長の力になるように全力で頑張っていきます。
これからの藤田征也にも応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました。
【佐藤晃大】
皆さん、こんにちわ。徳島ヴォルティス営業推進部、クラブコミュニケーションオフィサーの佐藤晃大です。
営業の仕事をしていますが、こういう場で話すのはめちゃくちゃ苦手です。これから少しずつ成長していきたいと思いますので、今日のところは優しく見守ってください。
まず初めに、開幕戦という大切な日に、このような場を設けていただき、岸田社長をはじめとするクラブ関係者の皆さま、ありがとうございます。そして、14年間、私を支えてくれたファン・サポーターの皆さま、スポンサーの皆さま、クラブ関係者の皆さま、出会って携わってくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました。
このポカリスエットスタジアムに立つと、今でも色いろな思い出が蘇ってきます。楽しかったことや嬉しかったこと、辛かったこと、苦しかったこと、本当にたくさんの思い出があります。ここ数年は怪我も多く、試合にもなかなか出られず、結果も残せず、苦しい時間が長かったです。正直、サッカーを辞めたいと思ったこともあります。
ただ、ここにいる・・・、皆さんが、うたってくれる・・・、佐藤晃大の、チャントが、ボロボロだった心と体を、何度も、奮い立たせてくれました。ありがとうございます・・・。皆さまの声援は、皆さまが思っている以上に選手の力になっています。これからも選手を支えていってあげてください。
私はこれからクラブスタッフとしてチームを支えていきます。クラブスタッフとして、徳島ヴォルティスをJ1昇格、J1でもタイトルを取ることに、少しでも携わることが、今の私の目標であり、夢です。
そのために、選手時代同様、不器用ですが、全力で働きます。これから、ファン・サポーターの皆さま、スポンサーの皆さまに会う機会が増えてくると思いますが、その時はぜひ少しでもご協力いただけるとありがたいです。
最後になりますが、先ほど、やりたいこともあると言いましたが、いざ引退となると・・・・。もう少し・・・・。ヴォルティスで、このポカリスエットスタジアムで、プレーしたいと・・・・・・・・・。
思うように、なりました。それほど、ヴォルティスが好きです。だからこそ、今、ヴォルティスで仕事ができて、本当に幸せです。本当にヴォルティスは最高のクラブだと思います。皆さんとともに、これから徳島ヴォルティスをもっともっと強く、魅力のあるクラブにしていきましょう。
14年間、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
reported by 柏原敏