ヴォルティススタジアム

【徳島ヴォルティスアカデミー】2022シーズン ジュニア 振り返りインタビュー

徳島ヴォルティスアカデミーのユース、ジュニアユース、ジュニア 各カテゴリーのキャプテンと監督に、今シーズンを振り返るインタビューをおこないました。

今回は、12月26日(月)に始まる全国大会を控えた徳島ヴォルティジュニア キャプテンの宇山彰選手、反田和宏監督に、今シーズンの振り返りと全国大会への意気込みを語ってもらいました。

〇徳島ヴォルティスジュニア キャプテン 宇山 彰(6年生)
「自分たちで立てた目標は全国ベスト16以上で、最初は試合中のコミュニケーションもあまりとれていませんでしたが、全国でいい試合をするために練習から意識して声を出したことで良くなりました。試合に負けたり、大会でいい結果を残せないこともありましたが、その後の練習の前にミーティングをして、そこで出た課題を練習で変えていこうと話しました。切り替えて次の目標を立てて進んでいけたことがよかったです」

-ジュニアのキャプテンとして、どのような選手を目指しましたか?
「試合中に責任をもって守備も攻撃もでき、仲間に声かけることのできるキャプテンになりたいと思っていました。
練習でも意識してコミュニケーションをとることで、徐々に試合中でも上手くいくようになりました」

-今年のチームの良さは?
「一人一人が点を決めたいと思って常にプレーしているところです。
また、試合前に自分たちで雰囲気を盛り上げてから試合に入れるように心がけています。試合序盤では前にボールを運んだり、ラインを上げたりして相手コートでプレーすることでチャンスを作れています」

-最後の大会に向けて意気込みを
「相手に抜かれたときのカバーや試合の立ち上がりは相手のコートでプレーすることを意識して、4年間でやってきたことを全部出せるようにやっていきたいです
勝っても負けても悔いのない大会にしたいです」

〇徳島ヴォルティスジュニア 監督 反田 和宏
「U-9~U12のどのカテゴリーでも個人にフォーカスして、個の能力を伸ばすことを大切にしました。それぞれのカテゴリーにおいて学ぶべきことは違いますが、計画的にトレーニングをおこない、選手の成長にうまく繋げられたのではないかと思います」

-この1年間で各カテゴリーの育成で大切にしてきたことは?
「準備の部分を大切に取り組んできました。U-9~U-12の各カテゴリーによって個人の成長や特性は異なりますが、個人個人で主体性をもって取り組んでいくことを常に伝えてきました。特に、オン・ザ・ピッチでは最善のプレーをするための準備、オフ・ザ・ピッチではトレーニングやゲーム、遠征の準備を自らおこなうことです。そのなかで起こる失敗はつきものだと考えています。失敗が起きないように大人がすぐ手助けをするのではなく、失敗を繰り返しながら自分で学んでいくことが重要だと考えています」

-反田監督自身がジュニア年代の指導で特に大切にしていることは?
「クラブ、アカデミーのコンセプトをベースに、技術、戦術、フィジカル、メンタルを高い基準で身に付けていくことを大切にしてきました。上のカテゴリーに繋げていくために必要な要素を、導入期であるジュニア年代で身に付けて、サッカー選手としてしっかりとした土台をつくることが重要だと考えています」

-今年のU-12の選手の4年間を振り返っていかがですか?
「4年間を振り返ってみて本当にたくさんのことがありました。活動の中で喜びや悲しみ、悔しさなど、いろんな思いを経験しました。ときには仲間同士で意見がぶつかることもありましたが、そんなときには自分の成長、仲間の成長のためにどのように行動すればよいかを考えるように伝えてきました。コロナ禍で活動が制限されたり、思うようにサッカーができない時期もありましたが、そういった中でもいろんな方の支えがあって、なんとか活動を進めることができました。
今回の大会(JFA第46回全日本U-12サッカー選手権大会 徳島県大会)でも怪我で出場できない選手がいましたが、出場できない選手がチームのために外から声をかけてくれたり、試合に出場する選手が責任感を持ってプレーしてくれました。決勝戦では逆転で勝利することができ、個人としてもチームとしても成長した姿を感じられて嬉しかったです。
ジュニアスタッフのチームワークも強く、どんなときでもポジティブに声を掛けていくことを心がけました。4年間選手と一緒にスタッフも成長させてもらえたのは、いつも陰ながらサポートしてくれている保護者の方をはじめとするいろんな方の支えがあったからだと思います。とても感謝しています」

-全国大会へ向けて
「ここまで支えてくださった方に感謝の気持ちをもって戦います。スタッフ全員で選手が全国の舞台で思い切りプレーできるようなサポートをしていきたいと思います。
応援よろしくお願いします」

2022シーズン主な成績
JFA 第46回全日本U-12サッカー選手権大会 徳島県大会 優勝 全国大会出場(2022年12月26日開幕)
第49回徳島県サッカー少年団大会 優勝
阿波銀カップ少年サッカー選手権大会 優勝
SKFA 2022フジパンCUP 第5回四国U-12サッカー大会 3位
マルハチカップ第12回 徳島県U-11サッカー大会 優勝 JA全農杯 全国小学生選抜サッカー大会IN四国 出場(2023年4月開催)
第7回徳島県U-10サッカー大会 優勝
西真田杯 徳島市U-9サッカー大会 優勝

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ