ヴォルティススタジアム

【徳島ヴォルティスアカデミー】2022シーズン ジュニアユース 振り返りインタビュー

徳島ヴォルティスアカデミーのユース、ジュニアユース、ジュニア 各カテゴリーのキャプテンと監督に、今シーズンを振り返るインタビューをおこないました。

今回は、12月10日(土)に始まる全国大会を控えた徳島ヴォルティジュニアユースの宮村璃玖選手、薮内敏郎監督に、今シーズンの振り返りと全国大会への意気込みを語ってもらいました。

〇徳島ヴォルティスジュニアユース キャプテン
宮村璃玖(3年生)

「キャプテンとして1年間を戦って、悩んだこともたくさんあり、大丈夫かなと不安になったときもありました。その中で学年関係なく切磋琢磨して、だんだんチームの雰囲気も良くなり、夏は第37回日本クラブユースサッカー選手権の四国予選優勝、四国クローバーリーグで2位となり冬の全国大会への出場も決まりました。良い形で最後の全国大会に臨めると思います」
-今シーズン、ジュニアユースとして目指してきたものは?
「ヴォルティスらしいポゼッションサッカーで、攻守ともにアグレッシブに戦うことを練習から意識して頑張ってきました。具体的には夏の全国大会でベスト16、冬の全国大会でベスト8という目標を目指してきました」

-夏の全国大会(日本クラブユースサッカー選手権大会)ではラウンド32で敗れ、惜しくも目標のベスト16には届きませんでした。全国の戦いで感じたことは?
「怪我やコロナの影響もあって試合に出られない選手もいましたが、一人一人がみんなのために一生懸命頑張ってくれたと思います。僕も怪我で出場はできませんでしたが、全国大会に帯同した中で、福田武玖くんを中心に3年生がチームを引っ張ってくれて助かりました。
全国は一つ一つのプレーの質が高くて、まだ全然足りなかったと感じましたが、タフに戦えたことは全国でも通用した部分だと思います」

中心としてチームを引っ張った福田武玖(3年生)

-1年を通してのリーグ戦(四国クローバーリーグ)では2位という結果でした。リーグ戦を通して良かった部分は?
「スタメンが固定されているわけではなく、選手層も厚く、誰が出場しても結果を残せました。誰が中心とかではなく、チーム全体で戦えた結果だと思います」

-反対に、キャプテンとして難しさを感じたところは?
「今シーズンに入るまで、今の2・3年生間のコミュニケーションの機会が少なかったので、初めはコミュニケーションの難しさを感じました。積極的に3年生たちから話しかけたり、一緒に練習していく中で声をかけあうことで段々と良いコミュニケーションがとれるようになりました」

-ジュニアユースの3年間で多くのことを学んだと思います。特に成長できた部分は?
「挨拶や礼儀などの普段の生活でも大切なことを学びました。また、サッカーの部分では環境が整っているので上を目指して練習することができました。コーチたちからは『質を高めろ』と日頃から言われていて、常に意識してやってきたので、ちょっとずつですが3年間で成長できたと思います」

-3年間一緒に過ごした同学年のメンバーはどんな仲間たちですか?
「みんな仲が良くて活発な子がたくさんいて、いつもコミュニケーションを取り合っていました。元気なチームだったと思います」

-12月10日から始まる全国大会(高円宮杯 JFA 第34回全日本U-15サッカー選手権大会)についても聞かせてください。目標を達成するためにどんなことが必要ですか?
「練習から意識を高めて、全国レベルの雰囲気を作ることです。強度が高い中、全国でも戦えるような練習を継続して積み上げていきたいと思います」

-最後に全国大会への意気込みをお願いします。
「ジュニアユースとして最後の公式戦になるので、ベスト8という目標を達成できるように一生懸命頑張りたいと思います」

ジュニアユースとしての最後の大会に挑む3年生のメンバー

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