ヴォルティススタジアム

【徳島vs大宮】試合フォトレポート:浜下と藤尾のゴールで”徳島らしく”大宮に勝利。6位をキープし最終戦へ。

■明治安田生命J2リーグ 第41節
10月16日(日)徳島 3-1 大宮(18:03KICK OFF/鳴門大塚/7,298人)
得点者:18’浜下瑛(徳島)49’富山貴光(大宮)63’藤尾翔太(徳島)69’藤尾翔太(徳島)
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ついにJ1参入プレーオフ圏内の6位に入ったヴォルティス。
残り2試合勝利すれば自力で6位を確保することができる。アルディージャと対戦した今節は、スタメンは前節から1名変更。出場停止の杉森に代わり浜下がスタメンに名を連ねた。

試合序盤、大宮のロングボールを使った攻撃に手を焼くが、8分、浜下のボールキープから杉本のクロスに西谷がヘディングシュートを狙うとその後は徐々にボールを握る試合展開となる。

迎えた18分、左サイドの連携から新井がクロスを入れると、クリアボールのこぼれ球に浜下がいち早く反応。素早い反転シュートを決め先制点を奪う!

先制後も攻撃のテンポを継続させる徳島は、25分に浜下のクロスに杉本がボレー、28分には新井のクロスを藤尾がヘッド、36分には西谷のドリブルから藤尾、38分には杉本がミドルシュート、直後には西谷のドリブルから藤尾が左足シュートで狙うなど次々にチャンスを作る。しかし追加点を奪うことはできず。前半は1点リードで折り返す。

ハーフタイム、「あわてずに、2点目を決めよう!相手の攻撃の変化にも対応しよう。全員で戦い、勝つぞ!」と送り出した指揮官。

後半は開始直後から大宮ペースにされると、49分、デザインされたCKからゴールを許し1-1の同点に追いつかれてしまう。またその直後には相手との接触プレーで内田が負傷し安部が投入される。

嫌な空気が流れる中、流れを変えたのはこの男だった。63分、ハーフウェイライン付近でボールを受けた浜下が「相手選手がいい感じで食いついてきた」とドリブルで相手をかわし敵陣へ切り込むと藤尾がドンピシャヘッドで合わせ再びリードを奪う!


攻撃の手を緩めない徳島は69分、杉本の浮き球パスを受けたエウシーニョが滞空時間の長いクロスボールを入れると、またしても藤尾が合わせゴール!リードを2点差に広げる。

リードを奪った徳島は、その後は試合をしっかりとコントロール。イエローカード累積3枚の白井やエウシーニョを下げながらも、田向や長谷川雄志を投入しチームを活性化する。一方で途中出場の玄や一美も前線でゴールに迫るなど最後まで主導権を握り続けることに成功。結局試合はそのまま終了し3-1でタイムアップ。6位をしっかりとキープし、最終節・山形戦を迎える事となった。

試合後のセレモニーで熱く挨拶する石井秀典キャプテン。

試合後、サポーターと記念撮影。リーグ戦残り試合とプレーオフに向け、一丸となって戦う。

□試合フォト

(残り 148文字/全文: 1419文字)

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