ヴォルティススタジアム

【長崎vs徳島】フォトレポート:前半から試合をコントロール。暫定でJ1参入プレーオフ圏内へ浮上!

■明治安田生命J2リーグ 第40節
10月8日(土)長崎 1-2 徳島(14:03KICK OFF/トラスタ/5,065人)
得点者:18’藤尾翔太(徳島)37’西谷和希(徳島)74’米田隼也(長崎)
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リーグ戦も残り3試合。昇格プレーオフ圏内まで勝点3の中、今節は勝点1差の9位V・ファーレン長崎と対戦した。

スタメンは前節から2名変更。カカに代わって石尾、田向に代わり新井がDFラインに入った。

開始直後から「全員がいい立ち位置を取って空いている場所から攻めることができた(白井)」と振り返ったように、相手のプレッシャーをかわし長崎陣内へ押し込み、ボールを奪われても即時奪回するシーンが続く。5分には新井がミドルシュートを放つと、11分には児玉のクロスに西谷、13分にはクロスを杉森がバイシクルでゴールを狙う。そして18分、エウシーニョの縦パスを起点に藤尾と児玉のパス交換から最後は藤尾が強烈なミドルシュート!GKの手を弾き飛ばす威力のシュートで先制点をもたらす。

今季8ゴール目を決めた藤尾翔太。先制点について「個人的にはチームを勝たせるゴールを決めることができて嬉しい」と振り返った。

先制後も追加点を狙うヴォルティス。25分、エウシーニョのクロスに杉森がバイシクルで狙うと、37分にはCKからこぼれ球を白井がミドルシュートで狙うも、相手にコースを変えられてしまう。しかし、直後のCKから流れたボールを「(杉森選手が)枠に打ってくれたシュートを、GKの前でオフサイドにならない位置で擦らせることを意識していました」と話す西谷がコースを変えてゴールに流し込み追加点!前半で2点のリードを奪う。

ゴールについて「(杉森選手が)枠に打ってくれたシュートを、GKの前でオフサイドにならない位置で擦らせることを意識していました(西谷和希)」

ハーフタイム、「勝った気にならないように。常に次の展開を考えてプレーしていこう。インテンシティを落とさないこと。相手をもっと揺さぶってスペースをつくっていくこと」と気持ちを引き締めて選手たちを送り出す指揮官。

後半、負ければ昇格の可能性がほぼ消滅するホームの長崎も反撃を見せるが、徳島もサイドからいい攻撃を仕掛ける。56分には右サイドをエウシーニョ、杉森、杉本のコンビから杉本がミドルシュートでゴールを脅かすと、65分には左サイドから、西谷のパスから細かくつなぎ、最後は杉本がシュートを狙うがわずかに枠外。68分には白井のスルーパスを受けた新井がドリブルで持ち上がり狙いすましたシュートを放つが惜しくも追加点とはならず。
74分、こぼれ球を米田に決められ1点差に詰め寄られるが、失点直後、最初の選手交代で杉森に代えて浜下を投入。82分には杉本に代わり長谷川を投入、88分には安部と田向を投入し、しっかりと守備を固め試合を締めにかかる。長崎の攻撃を全員で落ち着いてしのぎ切りタイムアップ!アウェイの地で貴重な勝点3を挙げた。
この結果、新潟に敗れた仙台をかわし暫定ながらJ1参入プレーオフ圏内となる6位に浮上した。

□試合フォト

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