ヴォルティススタジアム

【徳島vs水戸】ダニエルポヤトス監督記者会見コメント「前半は我々に得点するチャンスが多くありました。そこでひとつでも決まっていれば、試合展開は違っていたと思います」

■明治安田生命J2リーグ 第38節
9月25日(日)徳島 1-1 水戸(17:03KICK OFF/鳴門大塚/4,932人)
得点者:57’カカ(徳島)68’唐山翔自(水戸)
———-

○ダニエルポヤトス監督
相手はフィジカル面に強みを備えていて、本当に難しい試合でした。前半は我々に得点するチャンスが多くありました。そこでひとつでも決まっていれば、試合展開は違っていたと思います。相手のセットプレーでは特徴であるフィジカルを出され苦しみました。後半に入りCKから先制できましたが、その後我々に生じた少しのズレを相手にしっかり決められてしまいました。このような展開は相手が望んでいた形に近いと思うので、非常に悔しく残念に思っています。

Q:特に前半は良いプレーを見せてくれました。どのような狙いを持って試合に臨んだのですか?

相手のかけて来るプレスについて、私たちは事前に頭の中で整理していました。特に私たちのインテリオールの選手たちへは、タイミング良く飛び出したり顔を出したりすることについてアドバイスをしました。また、インテリオールへ相手CBが食い付いたらその裏にスペースができることも、選手たちが上手く整理してプレーしてくれていました。

Q:第8節以来の出場となったオリオラ サンデー選手は、どのような働きを期待して起用したのですか?

彼は素晴らしい態度で練習に取り組み、良いパフォーマンスを見せていました。そして、今日のような試合では一人で剥がす、崩し切る力が必要だと思い彼を起用しました。このような試合展開の中、彼は18歳、持っている力を全て発揮するのは難しいと思いますが、自分の役割を理解しよくやってくれたと思います。

Q:今日の勝点1をどう受け止めていますか?また、この先どう進んでいきたいですか?

この結果に対して、「ミスを犯した」と言う人がいると思います。しかし、チームは今日も素晴らしいプレーを見せてくれましたし、良い流れを継続しています。上位チームの状況によりますが、可能性のある限り目の前の試合をしっかり戦うことだけに集中したいです。つまり今は次節の町田戦で勝点3を取ることだけを考えています。

Q:同点にされて以降、押し込まれる時間帯が増えた要因は何だと思われますか?

相手のプレスが良かったというよりも、同点にされたことで我々の選手たちが心理的なダメージを負ったからだと思います。試合は終始我々がコントロールしていたので、相手の決定的なチャンスはあの場面くらいでした。我々はたくさんの決定機を作りましたが、あの失点が心理的な焦りとダメージを与えたのだと思います。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ