ヴォルティススタジアム

【徳島vs岡山】試合フォトレポート:昇格の望みをつなげる勝点3。

■明治安田生命J2リーグ 第36節
9月14日(水)徳島 1-0 岡山(19:04KICK OFF/鳴門大塚/3,766人)
得点者:53’藤尾翔太(徳島)
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リーグ戦も残り7試合。プレーオフ圏内に入るためには1試合も落とせない中、今節は現在4連勝中の3位ファジアーノ岡山と対戦した。

スタメンは前節から2人変更。杉森と児玉がスタメンに復帰した。
開始直後から「チームとして良い状態でボールを持つ時間を長くできた(杉森)」とインテリオールがボールを受ける回数が多くペースを握った徳島。6分に藤尾、10分には児玉、14分には西谷の突破からクロスに藤尾が飛び込みチャンスを作る。16分には最初の決定機。内田の縦パスを杉本がフリックし右へ展開。杉森が中へ持ち込み藤尾にラストパスを入れるがシュートは打てず。24分にも杉森のクロスに藤尾が飛び込むが、シュートはブロックされてしまう。26分には内田の縦パスから杉本、34分には田向のクロスに杉森と藤尾が飛び込むが合わず、45分には杉森、杉本、エウシーニョのコンビで右サイドを崩すと杉森がシュート!しかしGK正面に飛びゴールとはならず。徳島が終始押し込みゴールに迫ったが0-0で前半終了。

ハーフタイム、「背後への意識を高めよう。相手に簡単にロングボールを蹴らさないように、プレッシャーをかけよう。全員で勝ちにいくぞ!!」と選手たちを送り出す指揮官。

ゴール後、藤尾翔太に駆け寄る選手たち。

後半も徳島ペースで進む中、53分、ついに均衡を破る。左サイドの西谷を起点に中央へボールを入れ右サイドへ展開すると、白井のクロスを西谷が頭で折り返すと藤尾が頭で押し込み待望の先制点を奪う!

先制後も「これまでの1-0でリードしているときの試合に比べ、2点目を取りにいく気持ちについて、後ろから言っていました(内田)」と攻撃の手を緩めない徳島。57分右サイドで杉本が抜け出しクロス、こぼれ球を児玉がシュートを狙うと、69分には西谷のドリブルから藤尾へスルーパス、藤尾がバイスに倒されるがノーファールの判定。71分には杉本のロングフィードに藤尾が抜け出しトラップからシュートを放つもシュートはわずかに外れる。84分には、エウシーニョがドリブルでゴール前まで持ち込み途中出場の佐藤がボレーシュート!惜しくも枠外に外れるが攻めの姿勢を崩さない。

途中出場の佐藤晃大。バイスとの激しいマッチアップなど前線での献身的な守備でチームを鼓舞。試合後の会見でも「今日は佐藤選手に尽きます。それほど素晴らしくて我々には欠かせない選手です。毎日の練習において、背中で仲間を引っ張ってくれるプロの鏡です(ダニエルポヤトス監督)」と高く評価した。

試合終盤、岡山も前線にボールを入れてゴールを狙うが、途中出場の佐藤をはじめチーム全員が献身的にプレーし、試合はそのまま終了!3位岡山の連勝を止め、貴重な勝点3を挙げた。
今節6位大分が引き分けたため、プレーオフ圏内となる6位との勝点差は5となり、次節4位仙台との直接対決を迎える。

□試合フォト

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