ヴォルティススタジアム

【徳島vs岡山】ダニエルポヤトス監督記者会見コメント「我々は必ずJ1へ戻るのだというその灯は消えていません」

■明治安田生命J2リーグ 第36節
9月14日(水)徳島 1-0 岡山(19:04KICK OFF/鳴門大塚/3,766人)
得点者:53’藤尾翔太(徳島)
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○ダニエルポヤトス監督
今日は両チームのスタイルが出て、素晴らしいサッカーの時間を体験することができました。我々は前半にたくさんのゴールチャンスを作り、良いリズムで試合を進めることができました。そして後半に藤尾翔太選手の得点が生まれ、ここまで練習をしてきたことがピッチで出ていると思っています。と同時に、戦うことをしっかりとベースにし、相手の2トップへも素晴らしい対応を見せた完璧な試合だったと思います。

Q:岡山は後半に守り方を変えてきましたが、どのように対処したのですか?
相手が5バックにしてきたことについて、しっかりとボールをつないで相手を動かすことを選手たちに求めました。そうすることでSBがフリーになれるということも伝えました。選手たちはその通りに忍耐強くやってくれたと思います。

Q:決勝点を決め切ったチーム、そして藤尾選手についての評価はいかがですか?
シーズンを通して良い瞬間もありましたし、苦しい瞬間もありました。しかし我々は若いチームなので、ここまでやり続けたことで成長してきたと思っています。決定力という点で言うと、今日は楽に3得点するチャンスがありましたので、今後も決定力の向上に努めていきたいと思っています。

Q:ゲームをクローズする過程で、佐藤選手は大きな役割を果たしたのではないですか?
そうです、今日は佐藤選手に尽きます。それほど素晴らしくて我々には欠かせない選手です。毎日の練習において、背中で仲間を引っ張ってくれるプロの鏡です。怪我によってコンディションの悪い時期もありましたが、重要な選手であることに変わりはありません。

Q:この勝利の価値を監督はどう考えていますか?
選手たちの日々の努力が最近の試合に出ているとつくづく思います。私たち徳島ヴォルティスは多くの選手が入れ替わり今シーズンをスタートしました。そんな中で未来のある若い選手と共に歩み続けて来て、今の状態にまで持ってこられたのは選手たちのおかげだと思っています。そして我々は必ずJ1へ戻るのだというその灯は消えていませんし、もっと上位にいてもおかしくないチームだと思っていますので、未来だけを見て突き進んでいこうと思っています。

Q:ファン・サポーターを煽った時はどのような気持ちだったのですか?
監督としてベンチにいる時は緊張感もマックスで、とてもプレッシャーを感じています。また、スペイン人として情熱家でもあるので、闘志を全面に出して選手と共に戦っていくスタイルを持っています。ピッチへ入る選手たちもプレッシャーに負けたり、ミスをしたくないという気持ちを少なからず持っているので、そのプレッシャーに負けないようにファン・サポーターの皆さんの声援で彼らの背中を押してあげてほしいと思いました。平日の水曜日にもかかわらずスタジアムへ来てくださった皆さんの力が本当に必要でしたし、ファン・サポーターの皆さんもチームと一緒に戦っているということを表現したかったのです。

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