ヴォルティススタジアム

【徳島vs山口】ダニエルポヤトス監督記者会見コメント「最後の最後、これまではあのようなシチュエーションで私たちが相手に決められていたのですが、今日は私たちが決めてフットボールの素晴らしさを感じることができました」

■明治安田生命J2リーグ 第33節
8月27日(土)徳島 2-1 山口(19:03KICK OFF/鳴門大塚/4,508人)
得点者:28’エウシーニョ(徳島)65’高井和馬(山口)90+5’内田航平(徳島)
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○ダニエルポヤトス監督
非常に難しい試合でした。レノファ山口さんはしっかりと走り、前から諦めずにプレッシャーをかけてきました。分析の段階で理解はしていましたが、特に後半のビルドアップにおいて難しさを感じました。同点に追い付かれたFKはとても素晴らしいゴールで、GKも止める術がなかったと思います。しかし最後の最後、これまではあのようなシチュエーションで私たちが相手に決められていたのですが、今日は私たちが決めてフットボールの素晴らしさを感じることができました。

Q:浜下選手が下がって5バックを形成していましたが理由を教えてください。

相手は前線の右サイドへダイレクトでボールを入れてくると予想していたので、それをコントロールしたかったからです。また、当初は前線に張っていた20番の選手(田中渉選手)が、途中から落ちるようになり1対2を作られていたことも要因です。もうひとつ、連戦の中におけるフィジカル面も考慮した上での判断です。

Q:後半はヴォルティスにとって難しい展開になっていました。監督はどのような印象を持って見ていましたか?
メンタルを含めて、選手たちがとても消耗していると感じました。プレーオフ進出を考えた時、今日の試合は上位を追随するためにとても重要でしたが、そういう試合であるということもプレッシャーになったかもしれません。

Q:FKやCKのバリエーションが増えていると感じます。小柄な選手が多い中、どのような工夫をしていますか?
スタッフが毎日多くの時間をかけて素晴らしい仕事をしてくれているおかげだと思っています。今日も甲本コーチの努力と分析力が発揮されました。これまでセットプレー(PKを除く)からは4得点だけでしたが、それは自分自身の反省点にし、今後は精度を上げられるよう全員で取り組みたいです。

Q:「上位追随のために大切な試合」を勝利した感想を聞かせてください。

率直に申し上げて、非常に嬉しく思っています。先ほども申し上げた通り、今日は重要な試合と位置付けていましたので、その思いはひとしおです。同時に、この数週間は私たちのクラブ、選手、スタッフにとって非常に難しい時間でした。このような時こそチーム力が問われますし、どのように乗り越えていくのかをクラブ、選手、スタッフの全員が示してくれたました。一人ひとりの正しい振る舞いが今日の試合に出たと思います。

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