ヴォルティススタジアム

【徳島vs琉球】試合フォトレポート:膠着状態の前半から試合を動かした後半。しかし決め切れず、スコアレスドロー。

■明治安田生命J2リーグ 第28節
7月23日(土)徳島 0-0 琉球(18:03KICK OFF/鳴門大塚/3,575人)
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前節東京V戦が延期となる2週間ぶりのリーグ戦となった今節は、監督交代によりサッカースタイルが大きく変わった琉球と対戦。
スタメンにはバケンガがリーグ戦では久々のスタメンに名を連ねた他、移籍加入した杉本太郎がベンチ入りした。

開始早々チャンスを作ったのは徳島。2分、杉森の裏へのパスにバケンガが抜け出しループシュートを狙うがシュートは枠外に外れてしまう。10分には玄の展開から杉森のクロスにバケンガがシュートを狙うがわずかに合わず。

前半、左サイドからドリブル突破を見せる杉森

その後も徳島がボールを保持するものの、コンパクトな布陣で中央を固める琉球のブロックの中になかなか入ることができず。しかし徳島も「前半は相手もフレッシュな状態なので堅い試合になることは普通だと思います。それと同時に相手をしっかりスライドさせて疲労させることが大事だった(ダニエル監督)」と織り込み済み。両サイドを使いながら相手を動かし、時には裏へのボールも狙うシーンで打開を狙う。38分にはFKから新井がヘディングでゴールを狙う。結局前半は0-0でハーフタイムへ。

後半も最初にチャンスを作ったのは徳島。50分、安部のスルーパスに杉森が反応。クロスを入れると中で玄が頭で合わせるが枠外に外れてしまう。

移籍後初出場となった杉本太郎。「(意識したのは)ゴールですね。勝たなければいけない試合だったので」と随所にらしいプレーを見せた。

膠着状態を打開すべく、先に動いたのは徳島。58分、浜下と玄に代えて新加入の杉本太郎と西谷和希を投入。すると、61分には早速杉本がチャンスメイク。西谷のドリブルから杉本がエリア内でドリブルを仕掛けると、ヒールでボールを落とし白井がシュートを。70分には右サイドで杉本と杉森のコンビで崩し、杉森が角度のない所からシュートを狙う。
75分には一美と藤尾を同時に投入し、さらに圧力をかける。89分には内田のクロスに一美が強烈なヘディングシュートを放つと、後半アディショナルタイムにも一美が右足を思い切り振りぬく!しかしシュートは惜しくもポストに弾かれてゴールならず。結局今季16試合目の引き分けとなり、勝点1の積み上げにとどまった。

□試合フォト

(残り 95文字/全文: 1213文字)

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