ヴォルティススタジアム

ダニエルポヤトス監督「難しい相手に対しても効果的にボールを持てるかが重要になる」白井永地「コンパクトさが大事になると思うので、距離感を意識してプレーしたい」ホセアウレリオスアレス「最大限の喜びを与えられるよう、必ず勝利を掴み取りたい」ーJ2第16節横浜FC戦に向けたコメントー


○白井永地選手
Q:群馬戦を振り返って
「風もかなり強くて芝生も乾きボールが回らない状況で、前半は難しい試合になりました。ただチームとして前半はある程度耐えるという共通認識を持っていましたし、後半にギアを上げてリズムを変えるためにチーム全体で判断を早くすることは意識しました。その中で点を取ってしっかり勝ち切ることができればよかったのですが、結果的には負けなくてよかったなと感じています」

Q:横浜FC戦についてどう臨みたいですか?
「相手はパス回しも上手いなという印象です。ファーストディフェンダーとして僕ら中盤の選手が積極的にプレスに出る瞬間も出てくると思います。前から迫力を持って、後ろのディフェンスの選手たちが狙いやすくしたいです。そこでボールを回収できれば自分たちの時間も増えると思います。ただアプローチするだけではなく迫力を持っていきたいと思っています」

Q:横浜FCは個の力の高い選手が前線に揃っているが、どういったところが試合のポイントになるか?
「まず前線にいい状態でボールを運ばせないことが大事になると思います。前線からの守備が大事になってくると思いますし、コンパクトさが大事になると思うので、距離感を意識してプレーしたいです」


○ダニエルポヤトス監督
Q:連戦を終え試合に向けた準備期間ができましたが、チームの雰囲気はいかがですか?
「それほど変わっていないと思います。メンタル面では2日間休むことができてリセットすることができたんじゃないかと思います。ただ横浜FC戦からまた連戦がスタートするので、もう少し練習する時間が欲しいなというの本音です。」

Q:横浜FCについて。ビルドアップに特徴があって保持率が高いチームです。
「DFラインに中塩選手、岩武選手、中村拓海選手といったしっかりとボールを保持できる選手がいます。特に岩武選手から良い判断でボールを供給し、そこからビルドアップができているチームという印象です。
ディフェンス時に5バックとなるチームに対しては難しい試合となります。そういった難しい相手に対しても効果的にボールを持てるかが重要になると思います」

Q:個の力が強い選手が揃っている横浜FCの前線の選手について
「前線にもいい選手が揃っていますし外国籍のクレーベ選手やサウロミネイロ選手、フェリペヴィゼウ選手など、誰かが出られなくてもすぐに補えるようなメンバー構成になっていると思います。J2の中でもベストなメンバーが揃っているんじゃないかと思います。最近少し流れが悪く勝利が付いてきていませんが、全ての試合で勝てるような力があるチームという印象を持っています」


○ホセアウレリオスアレス選手
Q:ここまでチームはリーグ最少失点を維持しています。どんな手ごたえを感じていますか?
「日々のトレーニングにおいて試合に向けた良い準備ができており、それがピッチで出せていることが失点数の少なさに繋がっていると思います。
やはり試合に勝つために失点を0で抑えることが一番の近道だと思っているので、チームの失点の少なさには大きな手ごたえを感じています」

Q:個人のパフォーマンスについては?
「自分自身が注目を浴びるそれほど好みませんが、今自分が良いパフォーマンスを出せているのも仲間のおかげだと思っています。
そして、試合に向けたプロフェッショナルなリズムをチーム全員で分かち合えていることも大きく影響していると思います。
ピーさんが良いトレーニングをしてくれているので、それが僕自身のパフォーマンスにも発揮されていると思います。チームとしてはこの道のりを歩み続けることが大事だと思います」

Q:チームがより勝利数を増やしていくためには、どんなことを補い改善していく必要があると感じていますか?
「これまでの試合内容に関しては、相手を上回れた試合がほとんどだと思います。チャンスもつくれているので、あとは決め切るところを全員で高めていけるように、取り組んでいかなければいけません。
しかし、この引き分けが多い現状はリーグの終盤戦になると確実に大きなアドバンテージになってくると思います。ネガティブに捉えすぎることはないと感じています」

Q:チームがより勝利数を増やしていくためには、どんなことを補い改善していく必要があると感じていますか?
「いつも本当に多くの方のサポートを感じています。また明日も多くの方がアウェイの地まで駆けつけてくれることで、僕たちの大きな力となりますし、徳島県の皆さんに最大限の喜びを与えられるよう、必ず勝利を掴み取りたいと思います」

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