ヴォルティススタジアム

【町田vs徳島】試合フォトレポート:坪井のJ初ゴール&新井の移籍後初ゴール!泥臭く戦い貴重な勝点3を得る。

■明治安田生命J2リーグ 第13節
5月1日(日)町田 0-2 徳島(14:03KICK OFF/Gスタ/2,767人)
得点者:62’坪井清志郎(徳島)74’新井直人(徳島)
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9連戦も7戦目。山形戦から中3日で迎えた町田戦。先発メンバーは前節から2人変更。児玉が坪井がスタメンに名を連ねた。坪井はリーグ戦初スタメンとなった。

雨が降りしきる中キックオフ。最初のチャンスは4分、GKホセのフィードをトラップした坪井がそのままシュートを狙うと、14分には児玉のスルーパスに反応した杉森がドリブルで持ち込みシュートを狙う。
「徳島を意識したプレッシング(新井)」が話す通り、徐々に強度の高い町田のプレッシャーやスリッピーなピッチ状況もあり、思うようなボール回しをすることができず。19分には翁長、20分にはロングボールからホセがかわされるが、鄭大世のシュートは内田がブロック。
30分には坪井の落としたボールに杉森が反応、シュートを狙うが相手GKがわずかに触りクリアされてしまう。32分にはCKからネットを揺らすが密集の中でのファウルを取られノーゴールの判定。
前半はやや町田のペースで試合が進む。

0-0で迎えたハーフタイム、「雨の影響で難しいピッチになっているので、判断を間違えないように。球際で負けないこと。上手くスペースを見つけていこう」と指揮官に送り出された選手たち。

雨脚が強くなる中、後半キックオフ。「雨の影響で自分たちのスタイルが難しくなってしまう試合でしたが、割り切るところは割り切ってやることや、球際で戦いをカバーし合いながらプレーできた(白井)」とチームとして環境に合わせたプレーを選択。

ドリブルでエリア内へ切れ込む杉森

開始早々、警戒していたセットプレーからピンチを招くが、翁長のシュートはクロスバーに当たり事なきを得ると、迎えた62分、相手ボールのクリアボールを児玉が素早く左サイドの杉森へ展開。杉森がドリブルでサイドを深くえぐりクロスを入れるとバケンガが合わせる。バケンガのシュートはGKに防がれたものの、こぼれ球を坪井が決め先制点を奪う!坪井にとってはJ初ゴール。

リードを奪われた町田も鄭大世に代えてヴィニシウスアラウージョを投入し攻撃のてこ入れを図ると、徳島も65分。櫻井に代えて長谷川を、70分には杉森とバケンガに代えて西谷と藤尾を投入する。

すると74分、相手のクリアミスを拾った児玉の落としを「練習の時から(ペナルティエリア内に)潜りこんでいくとみんなわかってくれていたと思う」と話す新井が思い切りよくシュート!シュートは相手の足に当たり軌道が変わりサイドネットに吸い込まれ追加点を奪う!

76分には途中出場の西谷がループシュートでゴールを狙うと、83分にも右からのクロスボールに西谷が合わせるが、惜しくもサイドネットの外。

ホームの町田も最後まで徳島ゴールに迫るが、「みんなが泥臭く戦うことができ、無失点での勝利につながった(新井)」が話す通り、最後まで体を張りゴールを許さず。結局試合はそのまま終了。難しいコンディションの中で貴重な勝点3を挙げた。

試合後の一コマ。サポーターに挨拶した後、記念撮影する 坪井清志郎。

□試合フォト

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