ヴォルティススタジアム

【岡山vs徳島】試合フォトレポート:序盤のミスに引きずらず、徳島のサッカーを展開。藤尾の今季初ゴールで追いつく。

■明治安田生命J2リーグ 第2節
2月27日(日)岡山 1-1 徳島(14:03KICK OFF/Cスタ/5,804人)
得点者:3’チアゴアウベス(岡山)41’藤尾翔太(徳島)
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J2リーグ第2節はファジアーノ岡山とのアウェイマッチ。

スタメンは前節金沢戦から1人変更。藤田征也に代わって川上エドオジョン智慧が名を連ねた。

試合は開始早々思わぬ形で動く。3分、CBのパス回しの中で安部の横パスがずれたところをチアゴアウベスに奪われ、そのまま持ち込まれ先制点を許してしまう。しかし「失点後のリアクションは良かったと思う(川上)」とミスに引きずられることなくボールをつなぎながら試合を進める。8分、西谷のクロスに藤尾が合わせると、9分には西谷がドリブルからシュート。10分には白井のクロスに藤尾が頭で合わせ、その直後にはショートコーナーから渡井がミドルシュートを狙う。20分には前線からのプレッシャーでボールを奪うと櫻井がミドルシュートを狙う。

いいリズムで試合を進める中、さらなる試練が訪れる。24分、相手のシュートがブロックに入った川上の手に当たってしまいPKを与えてしまう。しかしミッチェル デュークのPKをGK長谷川がストップ!追加点を許さない。

その後も試合は徳島ペース。33分には浜下のクロスに藤尾が飛び込むと、34分にも渡井のボールカットからマイナスのクロスからチャンスを作る。決定的なチャンスを次々に作りる中迎えた41分。待望の得点が生まれる。起点は安部の縦パス。西谷のポストプレーから渡井が右サイドに展開すると、川上のオーバーラップでマークが外れた浜下のクロスに藤尾が合わせ同点に追いつく!

1-1で迎えた後半は風上の中スタート。48分、中盤でボールを奪いサイドに大きく開いた西谷がドリブル突破すると、56分には安部のロングフィードから藤尾がトラップし強烈なシュートを放つ。60分にはルーズボールを拾った白井から渡井が左サイドに展開しオーバーラップしてきた新井がシュート、61分にも左サイドに流れた渡井のマイナスのクロスに白井がシュートを放つなど決定機が増えていく。68分には川上が思い切りのよいミドルシュートでゴールを脅かす。

72分に最初の選手交代。川上に代えて藤田を入れると79分には3枚同時交代。バケンガ、杉森、児玉を投入しゴールを奪いに行く。81分、途中出場の児玉のクロスに杉森がゴールポストに当たりながら飛び込むなどゴールへの執着心を見せる。88分には櫻井の鋭いパスに杉森が反応、エリア内に侵入するがわずかに合わず。

しかし後半はゴールを奪うことはできず。試合は1-1のまま終了した。
試合後、「金沢戦に比べれば試合自体も支配して押し込むことができましたが、こういう試合は必ず勝たなければいけません。ですから本当に悔しい思いでいっぱいです(ダニエル監督)」と唇をかみしめた指揮官。

そして選手たちも金沢戦以上に内容に手応えを感じながらも「チームとしても勝たないといけない試合でした(新井)」「勝ち切れなかった印象です(川上)」と悔しさをあらわにしていた。

手応えがあるからこその悔しいドロー。次節(3/6)ホーム東京V戦で、リーグ戦初勝利を目指す。

□試合フォト

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