ヴォルティススタジアム

【徳島vs広島】ダニエルポヤトス監督記者会見コメント「我々は今日、高卒の選手を含めて若くタレント性のある選手たちをピッチへ送り出しました。J1チームのスピードに付いていけない場面もありましたが、それも我々のプロセスのひとつです。この経験を今後に生かせるよう、選手たちと共に歩んでいきたい」

■YBCルヴァンカップ第1節
2月23日(水・祝)徳島 0-3 広島(14:03KICK OFF/鳴門大塚/3,992人)
得点者:24’住吉ジェラニレショーン(広島)33’永井龍(広島)57’東俊希(広島)
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〇ダニエルポヤトス監督
とても難しい試合でした。我々のチームはしっかりとした状態で試合に入りましたが、相手のプレッシャーがとても激しかったので結果として失点もしてしまいました。GKの後東選手が今日は先発しましたが、彼はまだ若いですし、失点場面を教訓とし、今後さらに良くなるように努力してもらいたいです。

Q:相手の激しいプレスをどのようにかわしていこうと考えていましたか?

SBのところから外していこうと思っていましたが、相手のプレッシャーが予想以上に激しく守備の網にハマってしまい、なかなか上手くいきませんでした。

Q:例えば杉森選手と川上選手のかかわり方を変えて、後半は攻略の糸口を探ろうとしているように見えました。

川上選手は右利きですが左サイドに置いています。これは石尾選手についても同じで、彼らにとって一番良い形が取れるであろう形にしていました。試合の展開上、なかなかそこまではいきませんでしたが、流れを見ながらピッチの中で判断し、積極的にプレーしてくれました。

Q:試合全体を通して攻守に難しさを感じましたか?

我々は今日、高卒の選手を含めて若くタレント性のある選手たちをピッチへ送り出しました。J1チームのスピードに付いていけない場面もありましたが、それも我々のプロセスのひとつです。この経験を今後に生かせるよう、選手たちと共に歩んでいきたいです。

Q:良い形を見せた後半、前半から修正した部分は?

大きく変えた点はありませんが、相手のコートに押し込んでプレーできるように少し修正しました。しかしそれは今日の広島戦だからというのではなく、ボールの動かし方やコンビネーションを含めて、徳島ヴォルティスのスタイルを表現するために必要なものだからです。3点目を取って広島も落ち着いた試合運びになったので、我々も狙っていたスペースを突く機会ができたのかもしれません。

Q:今日の玄理吾選手の評価を聞かせてください。

今日について言えば、思い通りにいかず悔しい状況が多くあったと思います。しかし彼は徳島の宝だと思っています。この経験をしっかりと徳島の未来につなげていけるように、クラブも私もサポートして成長を見守りたいです。とても良い選手だと思っています。
これはサンデー選手にも言えることですが、彼らは年齢の割にはしっかりとしている選手です。しかし練習と公式戦は違います。今日はJ1広島のリズムの違いを彼らは感じたと思います。それは練習では経験できないことです。この経験を大切にし、今後彼らは成長してくれると思います。

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