【ルヴァンカップGS第1節・広島戦|直前レポート】若武者たち、チャンスだ。
今季、J2からは徳島と大分がYBCルヴァンカップに参戦する。
過密日程で難しさはある。ただ、監督や選手たちの熱量は高い。明治安田J2リーグの開幕戦で出場機会を得られなかった選手たちは特に燃えている。ここで出場機会を掴む。そして、リーグ戦にもつなげる。その意欲が取材で発する言葉の節々からも感じられた。
「素晴らしい大会。J1クラブにも挑戦できる。自分たちのスタイルを思いっきり表現したい。出場機会を求めている選手にはしっかり時間を与えたい」(ダニエルポヤトス監督)。
指揮官は多くの選手に出場機会を与えることを公言した。もちろん、広島相手で難しい試合になることは言うまでもないが、スタジアムに足を運んで次なるスターを誰よりも早く見つけて欲しい。
金沢戦でJデビューを飾り、パワフルなパフォーマンスを発揮したオリオラサンデーは「デビューできて嬉しい。そして、次の目標はゴールやアシスト」と意気込む。そして、初めてのスタジアムにも興奮して「観に来たことはありましたけど、ピッチには初めて入りました。高校のときはあんなにたくさんの人たちの前でサッカーをやったことはない。たくさんの人が来てくれたら、気持ちも一緒。私は(相手も)怖くない。自分のサッカーやります」と日本語でアツく語った。
1月の加入直後は、やや静かだったサンデー。でも、いまは取材の場でもめっちゃ喋る! 石井秀典が新体制発表会で「めっちゃ人見知りですけど(キャンプのホテルが同部屋で)部屋だとめっちゃ喋る」と言ってたのは事実です。
「はは(笑)。喋るの、とても大好きや」(サンデー)。
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