ヴォルティススタジアム

【徳島vs柏】試合フォトレポート:前半のミスを挽回できず。直接対決に敗れる。

■明治安田生命J1リーグ 第26節
8月25日(水)徳島 0-1 柏(19:03KICK OFF/鳴門大塚/3,384人)
得点者:38’瀬川祐輔(柏)
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ホーム連戦となる今節は、勝点差1の15位柏レイソルとの直接対決となった。

スタメンは前節から4名変更。出場停止のドゥシャンがスタメンに復帰。中盤には鈴木徳真が2試合ぶり、中盤には渡井、前線には移籍後初スタメンとなる一美が前線に入った。
開始早々、左サイドへ展開すると西谷のドリブル突破からの宮代がクロスに合わせ幸先よくチャンスを作る。16分には宮代のパスに一美がシュート、33分にはドゥシャンの縦パスを渡井が反転し左サイドへ展開。一美へラストパスを出すがシュートは打てず。
引いてカウンターを狙う柏に対し、両サイドを使いながら攻撃を仕掛ける展開が続くが、38分、DFラインのパスのつなぎからミスパスを瀬川に決められ先制点を許してしまう。

移籍後初スタメンとなった一美和成

1点ビハインドで迎えたハーフタイム、「シンプルにボールを動かすことでチャンスが生まれる。続けていこう。ここからの45分、集中しよう。絶対に勝つ。気持ちを見せて戦おう(ダニエル監督)」と送り出される。

最初の交代は57分。鈴木徳と渡井に代えて垣田と小西を投入。垣田を最前線に、宮代をトップ下に、一美を右サイドにポジションチェンジ。66分には宮代がロングボールを収め、垣田とのコンビで崩しかけるがシュートは打てず。70分に垣田の競ったボールに西谷、71分には小西のクロスに西谷がゴール前へ飛び込むがわずかに合わず。
72分には一挙に3枚交代。藤田征也、杉森、藤田譲瑠チマを投入。中盤の形を変え、岸本を高い位置に押し出しさらに攻撃的な立ち位置に変更する。

72分には一挙3選手交代で交代カードを使い切る。

73分には小西のスルーパスに垣田が抜け出しかけるがわずかに合わず。88分にはこの日最大の決定機。小西のクロスをファーサイドで岸本が合わせ、GKがはじいたボールに垣田が反応するがシュートはポストに弾かれてしまう。

最後まで攻め続けたものの、最後まで厳しく守る柏のゴールをこじ開けることはできず。

直接対決で敗れ17位に後退し厳しい状況に立たされたことには間違いないが「こういう負け方をすればもちろん腹立たしいですし、悪いところにばかり目がいって、ああだこうだと言いがちです。しかし、そういう思いは飲み込んで、自分はチームのために何ができるのかと僕がフォーカスすることで、周りの選手に伝わるものがあればいいなと思いますし、そういう組織であってほしい」と話すのはキャプテン・岩尾憲。
また副キャプテンの岸本武流は「下を向いていても、切り替えて立ち上がっても同じ1試合です。ぼんやりしていると、ただただ試合が減っていくだけです。無駄な試合はひとつもないので、チームのためにできることを進んでやっていきたい」と前を向いた。

次節は中3日、アウェイで福岡との一戦に臨む。

□試合フォト

前節浦和戦に出場し通算400試合出場を達成した藤田征也。試合前にはセレモニーが行われた。

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