ヴォルティススタジアム

ダニエルポヤトス監督「1人1人がしっかり戦うことを大事にして表現していきたい」田向泰輝「ボールをどう逃がしていくのか」上福元直人「隙を作らないように、細かくケアしながら自分たちのサッカーをやっていきたい」ーJ1第13節:札幌戦に向けたコメントー


○田向泰輝選手
Q:前からプレッシャーに来る相手に対して、うまく前進していくところが今の課題でしょうか?
「『前進していく』というのは、必ずしも攻撃で終わるという意味合いだけではないです。
自分達がボールを保持してゲームをコントロールする部分で、前進してストップしたり前進してもう一度やり直したりすること(が大切になります)。まず前進する作業が無く後ろで動かしているだけだと、結局どこかでプレッシャーにはまって蹴らされることになってしまい、自分たちが自陣に押し込まれてCKを与えてしまうことにもつながって、結果としてセットプレーの失点が続いている要因にもつながっていると思います。もちろんセットプレー自体でやられないことにも取り組んでいかないといけませんが、なるべく自分たちが低い位置でボールを動かしたり持つことを減らすことが、結果的にセットプレー(からの失点)にもつながってくると思います」

Q:札幌の印象について。
「(左サイドの)金子拓郎選手やルーカス・フェルナンデス選手がワイドに入りますが、どちらにしても推進力があってボールを持ち運ぶことができる選手で、攻撃面で脅威を与えられる選手がいます。シャドーに入ってくる選手も個人のパワーや技術がある選手が多いので、コンビネーションを出されると押し込まれる時間が長くなってしまいます。周りの選手としっかり連携をとって守らなくてはいけないなと思います。
また守備では、特殊なマンツーマンっぽいディフェンスでくるので、ボールをどう動かして相手のハイプレスを空振りさせる回数を増やせるかが、一つ大きなテーマになってくると思います。そこでプレスに捕まってしまうと鳥栖戦のような苦しい試合になってしまいます。ボールをどう逃がしていくのか、しっかり整理して試合に臨みたいと思います」

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