ヴォルティススタジアム

【神戸vs徳島】試合フォトレポート:ルヴァンカップ&ダニエルポヤトス監督合流後初勝利!

■JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第3節
4月21日(水)神戸 0-1 徳島(18:03KICK OFF/ノエスタ/2,184人)
得点者:30’河田篤秀(徳島)
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リーグ鹿島戦から中3日、JリーグYBCルヴァンカップグループステージ第3節。今節はリーグ戦でもすでに対戦(△1-1)しているヴィッセル神戸と対戦した。
スタメンは、今季初出場となるドゥシャンをはじめ、藤田征也、安部崇士、吹ヶ徳喜、西谷和希などフレッシュなメンバーが名を連ねた。
中盤では鈴木徳真と藤田譲瑠チマがボランチを組み、小西が「相手のラインを超えるため(ダニエル監督)」ボランチよりもやや高い位置にポジションを取った。またベンチには先週チームに合流したバトッキオが入った。

試合開始から両チームともにボールをつなぐ事を志向していることもあり、主導権を握るべく中盤で激しい攻防が続く。
徳島の最初のチャンスは6分。藤田征のCKからドゥシャンが頭で合わせファーストシュートを放つと、7分、サイドチェンジから西谷がドリブルで仕掛けゴールに迫る。

そして30分、狙い通りの形からゴールを奪う。
西谷のプレッシャーに選手が連動。「周りの選手が自分の強みを理解してくれていて、上手く出せた場面だった」と話す藤田譲瑠がボールカット。藤田譲瑠が小西へワンタッチでつなぐと、「小西選手がダイレクトでボールを流してくれて、簡単ではなかったですけど決められてよかったです」と河田が冷静にフィニッシュ。河田の今季初ゴールでアウェイで先制点を奪う。

1点リードで迎えた後半、「勇気をもって、しっかりとボールを動かしていこう。攻守の両面で連動して戦おう。怖がらず仕掛け続けて、相手の嫌がるプレーをしよう」とダニエル監督に送り出された選手たち。
神戸も途中交代のケニア代表のマシカにボールを集め、押し込まれるシーンが多くなり、チャンスらしいチャンスが作れず流れをなかなかつかめない。61分に杉森と佐藤、65分には、田向と合流後初出場となるバトッキオと次々と選手投入し、チームに新たなエネルギーを投入し盛り返そうとする。

試合終盤、DFの菊池流帆を最前線に入れクロスボールからゴールを狙う神戸に対し「どの選手もしっかり競ってくれていましたし、セカンドボールをしっかり拾おうと声を掛けて準備できていました(長谷川徹)」と、最後までチーム全員で粘り強い守備を見せゴールを許さない。そして試合はそのままタイムアップ!

試合後の一コマ。ダニエル監督と鈴木徳真

「前からのプレスに人数をかけている分、取った時には大きなチャンスになることが多いです。ただ今日も、前からプレッシャーをかけていっても剥がされるシーンが多かったので、行くときと行かない時(の判断)、行った時のプレスの強度など、課題は少し多いかなと思います(河田)」と課題も少なからずある中、「一人一人気迫がこもったプレーや佇まいで、勝利に値するようなプレーだった(長谷川徹)」とルヴァンカップでの初勝利と、ダニエルポヤトス監督合流後初勝利を達成した。

□試合フォト

(残り 107文字/全文: 1451文字)

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