ヴォルティススタジアム

リカルド監督「千葉戦に勝って昇格をものにしたい」岩尾憲「横からのボールに対する対応は重要」鈴木徳真「僕らにはやりたいサッカーがあるので、それに集中したい」ーJ2第40節:千葉戦に向けた監督・選手コメントー


○リカルドロドリゲス監督

「(Q:今週の準備について)
やることはこれまで通りです。攻撃では相手の特徴を踏まえてどう攻めていきたいのか、逆に守備ではどういうところを警戒しなくてはいけないのか。リカバリーでしっかりと体を休めて、次の試合に向けて準備を進めてきました。

(Q:千葉の印象について)
個の力が強いチームだと思います。個で打開できるところもありますし、彼らの攻撃の特徴で言えば、クロスから中で合わせることができる強い選手が何人かいて、そこを突破口にチャンスを作ってきます。それから堅く守ってからのカウンターを狙ってきます。千葉もアウェイですが良い試合をしにくると思うので、我々も気を引き締めて戦っていくことが重要になってくると思います。

(Q:千葉が引いた中でどう崩していくのか?)
守備を固めてくる相手に対しては、これまでもずっとやってきたところです。その崩し方をピッチでぜひ見てもらえればと思っています。どうやったら突破できるのか準備してきたので、上手くできればと思います。

(Q試合に向けた意気込みを)
次の試合に向けて、全員がいい状態をキープしています。まずは過程の部分を大事にしながら、その結果、千葉戦に勝って昇格をものにしたいと思います。次の試合に向けて力を注いで、全員で昇格を祝えるようにしたいです。


○岩尾憲選手
(Q:千葉の印象について)
個人能力が高い選手が毎年いますし、カウンターに出てくる速さとゴールへ持って行く精度が非常に高い印象です。カウンター対策としては、自分達がボールを持っている時にもしっかりマネジメントする必要があると思っています。

(Q:千葉戦ではクロス対応が試合のキーポイントになるのでは?)
いい状態で上げさせないことは大前提です。それは相手が千葉でなくても必要なことだと思います。バックパスに対してワンタッチで入れるような、ゴール前の状態が整っていなくても早めに放り込んでくる印象があります。北九州戦もそうでしたが、横からのボールに対しては、ゴール前のFWへのマークだけではなく、2列目から入ってくる選手へのマークも大事になります。前回対戦では船山選手にサイドからのクロスでやられていますし、相手もそこへエネルギーをかけてくると思います。ボックス内にいる選手のマークの確認と、相手に触らせないことと、たとえ触らせたとしてもフリーで打たせないようにしたいです。それはセットプレーも含めてですけど、横からのボールに対する対応は重要かなと思います。

(Q:水戸戦後からチームメイトの様子を見ていていかがですか?)
もう少し気負ったり下を向いたり空気が重たくなったり、プレッシャーを感じたりするのかなと思ったんですけど、思ったより垣田もうるさいですし(笑)、大丈夫なんじゃないかと思います。

(Q:昇格の位置づけについて)
もし昇格できれば一つ大きな成功体験になると思います。いろいろな選手がJ1へ羽ばたいていくところも見てきましたし、後押ししたこともあります。一人の選手として羽ばたくことも大事だと思う一方で、それよりもチームスポーツとして、どう成立させて、どう表現して、見ている人に何を与えることができるのかを僕は大事にしています。その成果として一つの結果が出るのであれば、やってきたことが間違いじゃなかったと証明されるのかなと思います。


○鈴木徳真選手
「(Q:水戸戦を振り返って。普段とは違う様子はありましたか?)
僕自身は無かったですが、チームとしては少し疲れていたという面はあるかもしれません。僕らのサッカーができていなかったのは事実だと思います。つなぎたいところでボールをつなげなかったり、ボールロストが多かったと思います。

(Q:途中出場で、ミドルレンジからのシュートも積極的に狙っていましたが?)
1点ビハインドだったので、足を振っていこうとは思っていました。

(Q:残り3試合。昇格がかかる試合に向けて)
やるだけです。いろいろなメディアに取り上げてもらうことはいいことだと思いますが、僕らにはやりたいサッカーがあるので、それに集中したいと思います。

(Q:千葉の印象について)
実力のある選手が多いので、そういった選手を生かしたサッカーをしてくるんじゃないかと思います。

(Q:去年の昇格争いやJ1参入プレーオフ決勝の経験が今年に生きている部分はありますか?)
去年のJ1参入プレーオフという一発勝負のトーナメントを経験しているので、去年に比べると、今シーズンは全体的に気持ちとしては楽に臨めています。シーズン通してそれほど試合に出場できていない中で急にあの試合に出たところもありました。1年目にして波のある時期にああいった舞台に出たことは自信になっていると思います。

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