ヴォルティススタジアム

リカルド監督「次の試合の勝利だけに目を向けてやっています」小西雄大「歴史を変えるチャンスがあるところに、今自分が立てていることがすごく光栄ですし、より頑張ろうと思います」田向泰輝「水戸にしっかり勝って昇格を決めたい」ーJ2第39節:水戸戦に向けた監督・選手コメントー


○リカルドロドリゲス監督
(Q:昇格がかかる一戦となります。監督の気持ちも昂っているのでしょうか?)
そうですね、すごくいい雰囲気でやれています。みんな集中を切らさずに練習をやれています。次の試合に向けてやることは変わりません。何ができるのかしっかり積み重ねていって、その積み重ねた結果が最終的にはリーグ戦の結果や目標につながると思っています。1つ1つやっていければと思います。

(Q:水戸の印象について)
前回対戦もそうですし他の試合を見ていてもそうですが、前線の得点力がすごく高いです。我々と同じ総得点66ですが、その得点力に警戒しなくてはいけません。また相手は高い位置からプレッシャーをかけてショートカウンターを狙ってきます。前回対戦では我々もその形でやられてしまいました。そういった所に気を付けながら、変な失い方をしないようにしたいです。あとはやることは変わらず、空いているところをうまく突いていけるようにしたいです。
前線の選手も強力です。怪我などで出ていない選手もいますが、ピットブル選手や日本人選手もそうですが、点を取れる選手がいます。外から放り込んで合わせてきたり、ボールを奪ってからそのままの勢いで攻撃してきたり、そういった所に気を付けたいと思います。

(Q:昇格が決まる試合となりますが、選手たちの雰囲気に変化はありますか?)
練習からいい雰囲気でやれています。もちろん勝利という結果があっていい雰囲気でやれている面もあるかもしれませんが、彼らはしっかりと自分たちの責任や重要性を理解して集中してやってくれています。次勝てば昇格という事ではなく、次の試合の勝利だけに目を向けてやっています。


○小西雄大選手
(Q:前節は出場停止でしたが試合をどのように見ていましたか?)
内容も含めて良かったと思いますし、誰が出ても勝てるところは今年の強みだと思います。選手によって違う強みがあって、それが出せていると試合を見ていて思いました。

(Q:次節昇格が決まる可能性があることについて)
実感があまりないです。まだ決まったわけでもないですし、緩めることなくより引き締めている状態です。

(Q:水戸の印象について)
前回対戦では、(台風の影響で)ピッチコンディションも悪くて、長いボールがうまく使えませんでした。今年は短くつなぎ、大きな展開があることで相手も嫌がっています。たとえピッチコンディションが悪くても、シンプルにやることをやれたらなと思います。

(Q:徳島県出身の選手が主力としてピッチに立っていることについて)
(2013年に)昇格した時は大阪にいたので、映像では見ましたが徳島の人たちの盛り上がりを生で見ることができませんでした。個人的には、昔はヴォルティスがJに上がる時なんて来ないんじゃないかと思っていました(笑)。でも、たくさんの方の努力によって歴史が変わってきています。そういった歴史を変えるチャンスがある場に、今自分が立てていることがすごく光栄ですし、より頑張ろうと思います。

○田向泰輝選手
(Q:水戸戦に向けて)
水戸との対戦が楽しみです。ただ、昇格を決めたい楽しみの方が強いです。もちろん水戸への思い入れはあるので、水戸にしっかり勝って昇格を決めたいです。お世話になった人も来てくれるみたいなので、そういった人たちに今自分がプレーしているチームの強さを見せたいし、自分にとってはプロにしてもらい育ててくれたクラブなので、コーチやフロントスタッフの皆さんにも、自分で下した決断でこれだけ成長できたんだとしっかり証明したい気持ちが強いです。

(Q:今年の水戸の印象について)
やっぱり前への推進力というか、攻撃でも守備でもまず前をみんなが意識しているチームという印象です。自分たちがその矢印を外せなかったら一気に持って行かれてしまうかなと思っています。そこの圧力やスピード感は対戦してきたチームの中でも上位でした。得点数も多いですし、そこに強みがあるのかなと思います。

(Q:ご自身の中で、成長を見せたいポイントは?)
攻撃の部分での成長は徳島へ来てすごく感じています。いろいろな引き出しが増えたので、そういったところは試合の中でしっかり見せたいです。あとはチームとしていいプレーができている中で、自分の良さを出しつつもチームのことを考えてプレーできているところをまず出したいと思っています。

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