ヴォルティススタジアム

【直前レポート】王手。


プレーオフ1回戦・甲府戦(1△1)、プレーオフ2回戦・山形戦(1○0)。そして、リーグ戦42試合。簡単な試合など1試合もなかった。17選手が新たに加わり、再び1からの門出となった19シーズン。プレシーズンに始まり、トレーニングを積み重ね、壊れそうになっては再び立ち上がり。そうやって、そうやって、遂にここまできた。

だが、我々はまだ何も掴んではいない。


山形戦直後の内田裕斗は印象的だった。全員が勝利の喜びに浸る中で「こっから。次、次。次、勝つぞ!」とチームを鼓舞しながらサポーター席へ挨拶に向かっていた。

ミックスゾーンに来た内田裕はプレーオフについて「この2試合の一番のアドバンテージは引き分けでも次に進めることではなかった」と言う。そのアドバンテージは「ホームでできて、サポーターのみんなと一緒に戦えたこと」とアツく語った。

それならば、次の湘南戦も変わらずアドバンテージは我々にある。「次はアウェイだが、たくさんの方が来てくれると思う。DAZNでも観てくれると思う。結果を残して、みんなでJ1に行きたい」(内田裕)。

どこからでも、どんな方法でも。最高のサポートを。その思いは、必ずゴールネットを揺らす。

– Episode. final / 待ってろ湘南、待ってろJ1 –

(残り 1584文字/全文: 2338文字)

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