ヴォルティススタジアム

リカルド監督「我々はあくまで勝利を目指す過程があってからこそ2回戦に進めた。そこを崩さないようにしていきたい」島屋八徳「勝ち切って次のステージに進みたい」岩尾憲「しっかり点を取りにいきたい」ーJ1参入プレーオフ2回戦に向けた監督・選手コメントー


○島屋八徳選手
「(対戦相手の山形について)とても粘り強いチームだと思います。本当に選手たちがチームのために献身的に戦っている印象なので、そういう部分では僕らも当然負けられないですし、球際だったりゴール前で身体を張るところはしっかりやっていきたいと思います。

(個人的にはどんなプレーを?)まだ試合に出れるかどうか分かりませんが、出た時はいつも通りやることは変わりませんし、チームためにプレーして貢献したいと思います。あとは怪我している選手だったり、試合に出られない選手の想いを背負って戦いたいと思います。

(再びホームでアドバンテージがある中での戦いとなります)一回戦の甲府戦と同じで常に攻めるスタンスは変えずにやります。少し昔の話になりますが2017シーズン、プレーオフを逃した東京V戦も引き分け以上で次に進めるという状況の中、負けてしまった経験もあるので、勝ちに行った結果引き分けになってしまったのなら問題ないのですが、引き分けを狙いにいくことはせず、勝ち切って次のステージに進みたいと思います。
山形さんも、前線に入れ込んでくる場面は出てくると思うのでチームでしっかり凌いで2次攻撃、3次攻撃に繋げていきたいと思います。
今シーズン、ホームゲームはラストになるのでぜひ、スタジアムへ来てください。応援よろしくお願いします!」


○リカルドロドリゲス監督
「(現在の率直な心境を教えてください)選手たちはすごく良い状態です。最近の試合では、自分たち次第のゲームの進め方ができていますし、いい試合ができる感触もあります。

(対戦する山形について。どんな印象をお持ちですか?)プレスが速くて、強く激しい印象です。その中でセットプレーからチャンスを作ったり、点を取ることができ、ジェフェルソンバイアーノ選手など、途中から出てくる選手にも流れを変えられる選手がいます。
我々としては、この試合でもいつも通り90分間集中してしっかりやっていけるようにしたいです。そのためにも点を取りに行き、勝利を目指すことが、勝ち切るための必須条件となると考えています。

(両チームとも試合終盤に得点が多いですが)そうですね。他の時間ももちろんですが、最後の30分間は大事になってくると思います。ただ、そのポイントに注目しすぎることなく、「先制点を奪って、相手にとって難しい状況を与えていくこと」が一番たいせつなことだと思います。
やはり「引き分けで逃げ切りを目指す」というのはこのチームのやり方ではないですし、やってきたことではありません。我々はあくまで勝利を目指す過程があってからこそ2回戦に進めた。そこを崩さないようにしていきたいです。
チームとしてどういった試合展開にしたいのか?どこを崩していくのか?まずはそういったことをチームでしっかりと共有して、賢く戦っていかなくてはいけません。ヴォルティスが良い攻撃することで、相手の良さを消すことができると思うので、まずはいい攻撃をしていくことが大事だと思います」


○岩尾憲選手
「(対戦相手の山形について)ハードワークできる選手が多いので、1つ目で前に出てくるスピードと剥がされても戻るスピード、前線の選手のプレスバックも、いつもよりは気にしないといけないと思います。もう1つはセットプレーが強みとしてあるので、その2つだと思います。

(1番気をつけたいところは?)シャドウの選手で技術のあるドリブルができる選手がいるので、その部分で横着して、1人剥がされてしまうとズレてしまう。そこに関しては、ウタカ選手くらいになると、逆に飛び込まずに割り切りができるのですが、そうではない時に、取れるかなと思った選手が取れないと崩れてしまうので、緊張感がある試合にもなるので、横着しないようにしたい。

(試合展開としてこの前と一緒に入り方になりますか?)前回よりプレスに関しては来ると思うので、そこで受けてしまって、先取点を取られてしまうとプランとしてかなり難しくなります。そこは1回戦と同じように共通認識しながら、立ち上がりを気をつけること。また、それに怖がって、前に蹴ってばかりいてもよくないので、そこら辺のバランスはチームとして共有できればいいと思います。

(勝つというところに変わりはないですか?)そうですね。1回戦も85分とか90分とか、アディショナルタイムは8分と長かったですが、そこくらいで次に進めるような戦い方に、自然とみんなでシフトチェンジできていました。
2回戦も変わらずに勝ちに行きますが、先取点を取れば自分たちがより有利になるというレギュレーションなので、しっかり点を取りにいきたいと思います」

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