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【クラブニュース】J リーグクラブ初となる「美馬市版 SIB(ソーシャルインパクトボンド)」として「健康増進のためのプログラム」事業を開始


本日、徳島ヴォルティスは、美馬市、大塚製薬株式会社(以下敬称略)と三者で覚書を締結し、J リーグクラブ初となる「美馬市版 SIB(ソーシャルインパクトボンド)」として「健康増進のためのプログラム」事業を開始すると発表した。

ソーシャルインパクトボンド Social Impact Bond とは
民間資金を活用して社会課題解決型の事業を実施し、その成果に応じて地方公共団体が対価を支払うスキームのこと。(経済産業省資料より)

今回の事業は、ヴォルティス、大塚製薬、美馬市の3者による協働により、姿勢の悪さや慢性的な痛み(肩痛・腰痛等)を感じている美馬市民に対して、運動機能を改善することで運動習慣の定着を図り、美馬市民の健康の維持・増進に寄与し、将来的な医療費・介護給付費の削減につなげることを目的とした事業となっている。

具体的には、徳島ヴォルティスコーチによる運動プログラムを実践しながら、大塚製薬のボディメンテゼリー※2の摂取で栄養補給を行い、ICTを活用した日々の活動データ等の「見える化」を合わせて行うことにより効果を高めることで、健康の維持・増進を目指す。

※2 ボディメンテゼリー(大塚製薬)とは
体調管理をこころがけるあらゆる人々の健康維持・増進への貢献を目指し誕生した製品です。
大塚製薬の独自成分「乳酸菌 B240」、ホエイタンパク、アルギニン、BCAA を配合した、カラダを守り、カラダをつくるコンディショニング栄養食です。
ブランドサイト https://www.otsuka.co.jp/bdm/

契約期間は5年間で、調印式に出席した徳島ヴォルティスの岸田一宏社長は「今回の『ヴォルティス・コンディショニングプログラム』を通じて、たくさんの方々と体を動かすことの楽しさ・大切さを一緒に体感して、美馬市様が提唱されている『美と健康』街づくりのお手伝いができればと考えています」と述べた。

今回は会見での挨拶をお届けしています。

○藤田元治 美馬市長
「本日は大塚製薬株式会社様との健康増進に関する連係協定、また徳島ヴォルティス株式会社様との3者によります協働プログラム大変喜ばしく、またありがたく感じています。大塚製薬株式会社様におかれましては、7/31徳島美馬工場建屋が完成をして、平成32年9月の操業開始に向け、準備が着々と進んでいるとお聞きしています。また大塚製薬株式会社様の企業理念の一つであります『地域社会との共生』の実現に向けて、市民を巻き込んだイベント開催を検討しています。
今回健康増進についての協定に基づいた、徳島ヴォルティス株式会社様を加えた3者で覚書を締結し、Jリーグクラブで初となるヘルスケア分野でのSBI(ソーシャル・インパクト・ボンド)を取り組むこととしました。
生活習慣病の予防をはじめ、医療費や介護給付費の抑制は、本市にとりましては大変大きな課題と認識しています。今回の協定・覚書の締結によって、課題解決に向けて大きな前進が図られるものと期待をしています。
さて本市には、美や健康に関する産業や企業に数多く立地いただいています。美しくありたい、健康でありたいということは、誰もが願うことでございます。こうしたことから、本市としましては、市のキャッチフレーズであります『美来創生のまち美馬市~一歩先の確かな未来へ』への実現に向け、美と健康の街づくりを進めてまいりたいと考えています。
ヴォルティス・コンディショニングプログラムは、姿勢の改善から健康づくりを進めるものです。まさに美と健康を追求する取り組みではないかと思っています。今回の協定や覚書によって市民の健康増進や図られるとともに、大塚製薬株式会社様や徳島ヴォルティス株式会社様との連携が一層強固となりますようにご祈念を申し上げて、私からの挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました」

○太期一郎 大塚製薬株式会社徳島支店長
「本日は美馬市様との健康増進に関する協定と、美馬市様と徳島ヴォルティス様との3者の覚書を大変うれしく思っています。
そして今回の協定・覚書の締結にあたりまして、関係者の皆様に大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、私共大塚製薬は、医薬品部門と健康増進を担うニュートラルシューティカルズ部門、両部門を軸にトータルヘルスケアカンパニーとして展開しています。
このことから、今回の協定により、美馬市民の皆様の健康増進にお役に立てることと思います。今後とも何卒よろしくお願いします。簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました」

○徳島ヴォルティス 岸田一宏社長
「本日は美馬市様、大塚製薬株式会社様との健康増進プロジェクトについての覚書の締結が無事できたことを大変うれしく思っております。
徳島ヴォルティスはJリーグの理念でもあります『豊かなスポーツ文化の振興、および国民の心身の健全な発達への寄与』、これを踏まえたスポーツの力を発信して、地域の方々とより良い社会を構築していくことが、クラブのコンセプトでもあります『県民に愛され、地域の誇りとなること』につながっていくと思っています。
今回の『ヴォルティス・コンディショニングプログラム』を通じまして、たくさんの方々と体を動かすことの楽しさ・大切さを一緒に体感して、美馬市様が提唱されている『美と健康』街づくりのお手伝いができればと考えています。
美馬市様、大塚製薬株式会社様との連携をより強いものとして、市民の皆様と一緒に喜んでけるように精一杯努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。本日はどうもありがとうございました」

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