ヴォルティススタジアム

【直前レポート】ラストゲーム。


ホーム最終節・新潟戦(0△0)、勝利ならず。8戦勝利なしと苦しい終盤戦。しかしながら、新潟戦は久しぶりに楽しめた。特に後半45分間。小気味良くボールは動き、2次攻撃3次攻撃もあった。最も大きな要因はピーターウタカの先発出場だったのではなかろうか。「得点だけが足りませんでしたが、大事だったのは自分たちのスタイルであり、本当にやりたいサッカーを見せられたことだと思います。また、自分たちはまだ戦えるという所をサポーターに見せられたことが最も重要だったと思います」(ウタカ)と言葉にしたが、お互いが足りないところを補い合いながらプレーする姿を見せてもらえた。

上手くいっていないときはピッチに11人いながらも、10人以下でサッカーをしているような日もあった。しかしながら、お互いが補い合えた試合では相手よりも1人多い12人でプレーしているような感覚を与えてくれる。正直なところ、前節・新潟戦に向けた練習はそれほどいい内容にはうつらなかった。それだけに、いいプレーが続いたときは「おっ?」と驚かされた。今節は優勝がかかった松本が相手。しかも、アルウィン。シーズンを通してみるとベストな状態とは呼べない徳島には不利かもしれないが、新潟戦の良い時間帯にあった内容をみせてもらいたい。

泣いても、笑っても、この編成で試合に臨めるのは最後。終わり良ければすべて良しとは思わないが、勝利で終わるにこしたことはない。では、選手のコメントを交えながら今週の様子をお伝えしたい。

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